家のコンセントとスイッチに関してお客様任せになっている皆さまへ!!
アミーゴ小池です!!
今回は『コンセント・スイッチの現場チェック方法』に関してです!
コンセント・スイッチは本当に大切です…
施主様の家のコンセント・スイッチをしっかりとご提案・施工できていますか?
実施設計でもパックで学んで完璧なコンセントとスイッチの計画を施主様と行ったと思いますが、実際の現場確認も極めて重要です!
図面作成の時点で施主様の使い勝手などを考えて計画したとしても、現場で工事が進み、CGやVR、更には施主様ご自身のイメージだけではない“実際の空間”を見ながらコンセントやスイッチの位置を再度確認することで、不具合や要望の変更に気づくことがあります。
煩わしいと感じるかもしれませんが、コンセント・スイッチの“現場チェック”は必ず行っていただきたい項目です!
実は弊社(アミーゴ小池)では、お客様に必ずコンセントとスイッチの位置を現場で確認していただくよう、工事が始まる前の打合せ段階でお願いしています。
「ここにコンセントが必要だった…」
「スイッチはこちらのほうが使いやすかった…」
と後で言われても、取り返しがつかないケースがありますよね?
そういった問題を防ぎ、仕上がりのクオリティを担保するためにも、工事担当者である皆さんが施主様と一緒に現場で確認していただくことが何より大事です!
現場確認で用意していただきたいもの
照明計画図(スイッチとコンセントの位置が記載してある図面)
外構図(外部のスイッチとコンセントの位置が記載してある図面)
メジャー(コンベックス)
フリクションペン(赤・青)
スマホ(写真撮影用)
スイッチ・コンセントのチェック時期
スイッチとコンセントを確認する時期は施工会社ごとに異なると思いますが、上棟後、内部の石膏ボードを施工する前のタイミングで行うのがおすすめです。
具体的には、スイッチやコンセントを設置するために“コンセントボックス”と呼ばれる黒い箱が取り付け終わった段階がベストです。
コンセントボックスとは?
下図のような黒い商品が柱などに取り付けられるのですが、ここに配線を通し、最終的にコンセントやスイッチのプレートが設置されます。
(画像イメージ省略)
このコンセントボックスがまだ設置途中の段階で確認しようとしても、後で変更が生じる可能性が高く、二度手間になりがちです。
必ず 「コンセントボックスの設置はいつ完了しますか?」 と現場監督に確認し、完了後に現場チェックを行うように調整してください。
スイッチ・コンセントの確認方法
前述の時期に、施主様と一緒にスイッチ・コンセントの位置をチェックしてください。
ただ正直、スイッチ・コンセント類は数が多く、その分確認作業も面倒と感じる方も多いと思います。
それでも「これ、現場じゃないと分からなかった…」と後で言われると、対応が大変になるので、ぜひ下記の流れで“効率的”に確認してください!
① 図面と現場を照合する
まずは一番シンプルですが、最も重要なステップです。
「図面に記載されているコンセント・スイッチの位置」と「現場に取り付けられたコンセントボックスの位置」が合っているか を確認してください。
図面は“照明計画図”などと呼ばれているものが多いと思いますが、会社によって名称が異なる場合があるので留意を。
ここではフリクションペン(青色)を使い、図面に書かれている全てのスイッチ・コンセントの位置を現場で確認しながら、チェックをつけていきます。
1つの部屋ごとに時計回りでチェックすると、漏れやダブりが少なくて便利です。軽く位置を照合していく段階なので、気になる部分があれば図面に青で〇印を付けて次のステップへ進んでください。
② ドアとの干渉を確認する
①と同時に、ドアや引戸に隠れて使いづらい位置になっていないかをチェックしてください。
当初の図面で問題なくても、実際に立ってみると 「ドアを開けたらスイッチが見えない…」「コンセントがドア裏に隠れる…」 といった不満が発覚することがあります。
もし 「ここ、隠れちゃうな…」 という箇所を見つけたら、図面に青で〇印を付けておきましょう。
③ テレビ・エアコン・洗濯機など、主要機器のコンセント位置
テレビ
壁掛けなら背面にコンセントを設置して配線が隠れるようにすると、見た目がスマートです。
HDMIケーブルやアンテナ線、他のAV機器の配線を壁内配管で通す計画があるなら、管の径が十分かも再チェックを。
エアコン
できるだけ配線が目立たないように、部屋の隅や上部でコンセントを計画しませんか?
ただし、家電量販店の設置業者が後から施工しやすいかどうかも考慮が必要です。
洗濯機
洗濯機が稼働中にコンセントが抜けないよう、洗濯機より上の位置にコンセントを置くことをおすすめします。
④ 照明とスイッチの対応を確認する
ここが意外と重要です。「どのスイッチが、どの照明を付けるか」 を再度考えてみてください。
図面上問題なく見えても、実際に歩いてみると 「トイレは人感センサーでも良かったかも…」 などの気づきがあるかもしれません。
トイレ:入る前に点ける派なのか、入ってから点ける派なのか。深夜を想定して動線をチェック。
玄関:外から帰宅時には靴のまま照明を点ける。その後、室内側でも照明を消せるようにするか(2箇所スイッチ)?センサータイプにするか?
寝室:ベッドの近くで照明を消せるか?起きたときはどう点灯するのか?など確認してください。
⑤ 位置変更や構造的な問題があれば協議
上記①~④で 「やはり移動が必要だ…」 と判断したスイッチ・コンセントは、現場で必ず打合せ して変更手続きを行ってください。
構造材や耐力壁など、ビスを打てない/配線しにくい場所がある かもしれません。
大工や電気業者と話し合いながらメジャーで最適な位置を割り出し、図面上では赤ペン(フリクション赤)で記入 し、最終的には図面の修正もお忘れなく。
図面は資産
この段階で新しい図面を作らなくても、現場が問題なく進めば良いと思われるかもしれませんが、竣工時に引き渡される図面は“資産” です。施主様が将来、住宅を売却したり、子どもに譲るなどの際に現況と食い違う図面では困ります。
完成形に則した図面が残っていれば、次にリノベーションする際にもスムーズに進みます。
ですから 「現場で打合せした変更を反映した竣工図を作成してほしい」 と必ず施工完了前に職人や監督と連携を取りましょう。
まとめ
コンセントやスイッチは数が多い分、「現場でまだ変更ができる」と思って放置すると、仕上げ工程に入った時点で 「もう無理です…」 と断られるケースもあります。現場監督からすると 「ちゃんと事前に確認してほしい」 というのが本音でしょうし、施主様にとっても後から困るのは良くないことです。
ぜひ、皆さん(施工サイド)から施主様に対して「コンセント・スイッチの現場チェック」を積極的に声掛けしてください。
「長い目で見れば、少しの手間が後々の満足度を大きく上げる」 とご案内し、実際の施工現場でしっかりと確認する時間を設けてください。
撮影した写真やチェック内容はInstagramなどにアップして施主様と共有し、変更作業は早期発見・早期対応がベストです!
建物のクオリティ、そして施主様の満足度向上のために、一緒に日本の家を良くしていきましょう!!!
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