引渡し前、施主へどのようにサポートしていますか?
こんにちは、アミーゴ小池です!!
今回は「建物引渡し」の際に施主が確認すべき事柄と、プロとしてどのように説明・サポートすべきかをまとめました。
一生懸命頑張ってきた家づくりの最後のステップで、円滑な引渡しを実現しましょう!
1. 引渡し前に施主が手配すべき項目
(1) 引越しの手配
早めの見積り依頼
3社以上に声をかけ、比較検討を提案。繁忙期(3~4月)は費用が高騰しやすい。
早期予約のメリット
早割や割引制度などがある場合、施主の負担が軽くなる。
(2) カーテン・家具の手配
窓装飾品
カーテンやロールスクリーンは施工店経由より専門業者に直接依頼のほうが安い場合が多い。
家具類
一方、メーカー品の家具は設計事務所や施工店を通したほうが安くなる場合がある。
住む直前に未設置で困らないよう、早期に手配を促す。
(3) 建築年表の記載
建築年表
Amigo推奨ツール。
「保証の期限」「点検スケジュール」など記載することで、引渡し後の管理を分かりやすくする。
記入者:施工店に協力を求め、施主が自力で調べる手間を省く。
2. 引渡しと費用の支払い
背景
建物引渡しまで、所有権は施工店にある。残代金を支払って初めて施主の所有物となる。
(1) 支払い方法の確認
自己資金の場合
前日または当日の振込を推奨。ただし、ネット振込の限度額などは事前確認が必要。
住宅ローンの場合
銀行への手続きは引渡し日の10日~2週間前に行うよう案内。
「金銭消費賃借契約(きんしょうけいやく)」などの書類手配、本人確認や印鑑証明が必要。
(2) 登記手続き
司法書士の選定
施工店や不動産会社が紹介するケースもあるが、相見積りで費用を抑える選択肢も提示。
登記完了まで1~2週間かかるため、引渡しに合わせて計画を組む。
(3) 決済(けっさい)
銀行での資金移動
住宅ローンを施主口座へ入金し、同時に施工店への支払いが行われる。
前日に支払うメリット
最終確認したうえで施工内容に問題なければ支払う。支払い前に下記(3.手直し工事の確認)を再チェック。
3. 手直し工事(補修)の確認
背景
「施主検査」で指摘した箇所を工事完了前に直してもらう。引渡しに間に合わないケースも発生し得る。
プロとしての対応
補修工事の完了確認
施主が実際に修正箇所をチェックし、問題がないことを確認。
引渡し前に終わらない場合
「○日までに補修を完了する」旨を記載した書面や図面に、施工店担当者のサインをもらう。
残金支払いを急ぐ施主には、「施工店の対応が遅いと後々トラブルに…」とリスクを伝える。
4. 引渡し時に受け取るべき書類・物品
確認申請資料
確認申請原本、確認済証、検査済証は重要書類。
特に完了検査済証が発行されているかを必ず確認し、法的に適合した建物である証明を得る。
取り扱い説明書・保証書
キッチン・洗面・浴室・トイレ・換気設備などのマニュアルと保証書をファイリングして受け取る。
「施工店の社名入り保証書があるか」をチェックし、保証期間を建築年表にまとめるよう案内。
本体キー
工事キーと異なり、本体キーを差し込むと工事キーが使えなくなる仕組みがある。
未開封の状態で受け取ることが望ましい。開封されていたら確認が必要。
竣工図(しゅんこうず)
工事中に変更があった場合は最新図面が「竣工図」。
施主が「将来的に増改築やリフォーム」を行う際に必須となる書類。
5. プロとしてのアドバイス集
施主の興奮をなだめる
「やっと完成して嬉しい!」という気持ちを汲みつつ、書類や補修箇所の再確認が重要であると落ち着いて説明。
書類の保管方法をレクチャー
「確認申請資料」「竣工図」「取り扱い説明書・保証書」は一緒にファイリングし、将来のリフォームや売却に備える。
SNS活用
完成した家の写真をSNSにアップし、オーナーの達成感を高めてもらう。
将来的な買い手への情報公開としても有効であると案内。
まとめ
引渡し前の手配
引越し業者・カーテンや家具の購入、建築年表の最終確定などを早めに案内。
残金支払いのタイミング
補修工事の完了確認後が理想。
重要書類の受領
確認申請資料・保証書・竣工図を必ず引渡し時に渡すよう施工店に徹底。
施主にとって特別な日
興奮して見落としがちな点を、プロが冷静にサポートし、最後まで安全・安心な家づくりを完結させる。
引渡しは施主にとって大きな節目ですが、プロの視点で後悔を残さないための最終チェックをしっかり導くことが信頼獲得に直結します。
SNS(特にInstagram)での完成写真や最終報告も促し、施主の満足感をさらに高めてください!
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