家の上棟に関してお客様任せになっていませんか?
アミーゴ小池です!!
今回は「上棟時のチェック方法」についてです!
上棟は本当に重要…お客様の住まいをしっかり守るためにも、プロとして、工事後の段階でどの点を確認すべきかを改めて見直してみませんか?
家づくりにおいて、上棟後の現場確認は非常に大切な工程です。
このタイミングでお客様と一緒に工事の進捗や品質を確認することで、後々のクレーム・トラブルを防ぎ、施主満足度を高められます。
以下ではお客様に実施していただく現場確認をスムーズに誘導・サポートするためのポイントをまとめました。
ぜひ参考にしつつ、現場監督や設計士と情報共有を行い、お客様にも安心していただける上棟チェックを実施してください。
上棟時にお客様へ案内しておきたい準備品
平面図・立面図・構造伏図
お客様が図面を見ながら現場を確認できるよう、お渡しした図面の所在を再度案内してください。
メジャー(コンベックス)
お客様が実際に寸法を測れるよう誘導。
過度に専門的な測定は不要ですが、要所を測ってもらうと安心感を持っていただけます。
フリクションペン(赤・青)
お客様が気になった点を図面に直接書き込めるようにしておくと混乱が少なくなります。
スマホ(写真撮影のため)
施工不備や疑問点があれば撮影しておくよう促してください。
プロとしても撮影はオープンに歓迎する姿勢を示し、「いつでもご質問ください」と案内すると信頼アップに。
上棟時の服装アドバイス
靴: スニーカーやワークブーツなど、現場で歩き回りやすいもの
服: 長袖・長ズボン等、動きやすく多少汚れてもいい恰好
NG: スカートやハイヒールなど安全性を欠くものは避けるよう事前に説明
上棟後のチェックポイント
プロが見れば詳細まで把握できますが、お客様ご自身に「ここだけは見ておいてほしい」とお願いする項目を選別して伝えるのが重要です。
お客様の撮影写真や指摘を踏まえ、早期解決に向けた対応ができます。
1. 木材が雨で長期間濡れていないか
上棟日は極力雨天を避ける のが基本ですが、スケジュールや急な天候不良で木材が濡れる場合も。
短期間の雨なら問題ない と説明しつつ、長引く雨の際はブルーシートでの養生など早めの処置をする旨を案内しましょう。
「木材がずっと濡れて腐食しない?」という施主の不安には、「迅速に乾燥や養生を行う」と具体策を示すのがポイント。
基礎内に水が溜まっている場合も、できるだけ早く排水を促すよう施工店全体で共有し、対策を。
2. 防蟻処理がなされているか
建築基準法で地面から1m以内は防蟻処理必須 と義務化されています。
「プレカット材ですでに防蟻済なのか?」「現場で塗布するタイプか?」などを説明すると、お客様も混乱なく理解できます。
防蟻塗料を施した場合、木材下部の色が変わっているかをお客様に確認してもらい、写真にも残してもらうと良いでしょう。
3. 基礎パッキンは適切に施工されているか
基礎と土台が直接触れない ようにするためのパーツ。
「通気基礎パッキン」か「気密基礎パッキン」かを整理して説明し、すき間やズレがないかをお客様と一緒に確認。
もし気密パッキンで隙間があれば、断熱・気密性能に影響するためすぐに補修方針を提示。
4. 土台と金物の状態
土台が基礎とずれていないか、金物(アンカーボルト)がしっかり締め付けられているかなどをチェック。
アンカーボルトを通す穴の狂いで土台が浮いていたり、無理に締め込んで木材が割れていないかを丁寧に確認。
お客様に発見される前にプロが事前チェックすることが望ましいが、発見された場合は写真撮影で共有を。
5. 1階柱とホールダウン金物
基礎から出ている長い金物(ホールダウン)で柱を固定しているかどうかが重要。
柱と金物が接合しきれていない・金物が曲がりすぎているなどを施主が撮影し、後から確認できるように。
柱に割れや隙間がないかも要チェック。割れがあれば補強案を示す。
お客様へ記録を促す意義
金物や土台など、上棟時しか見られない部位は写真やメモでしっかり記録していただくと、将来万が一の雨漏りや不具合が発生したときにも原因究明がスムーズです。
加えて、お客様がSNSに投稿している場合は、施工品質の透明性や「しっかり対応する工務店」という好印象を与えるチャンスにもなります。
まとめ
上棟後の現場チェックは、お客様だけでなく、我々プロにとっても 品質を確保し、信頼を獲得する大切なステップです。
長雨による木材の濡れ
防蟻・基礎パッキンなどの施工状況
土台やホールダウン金物の設置
柱の割れやズレ
…などをしっかり押さえれば、大きなトラブルを未然に防げます。
ぜひ今回の内容を参考に、お客様に丁寧かつ分かりやすい「上棟時の現場確認」を案内してください。
そして不安点があれば早めに対処を。
安全で高品質な住まいを届けるために、最後まで共にがんばりましょう。
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