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  • 既存土地の解体の注意点に関して


    建築プロジェクトにおいて、既存の建物の解体工事は重要な最初のステップです。


    このプロセスは、単に建物を壊すだけではなく、計画とコスト管理の観点からも慎重に行う必要があります。


    ◆解体業者の紹介とお客様の自主選定


    解体業者の選定は、プロジェクトの成功に不可欠です。


    お客様が自ら解体業者を選定することを促し、紹介によるリスクを最小限に抑えることが重要です。


    解体業者の選定ミスが紹介者の責任問題につながることを防ぐため、複数の業者から見積もりを取る過程を案内し、お客様自身で最終決定を下すようサポートします。


    解体費用に皆さんの会社の『紹介費用』などを含む場合は、解体工事を問題なく行える業者を紹介することが絶対条件になりますが、紹介費用などを含まない場合は無理にお客様に解体業者を紹介しない事をオススメ致します…


    プロの方の中には業者紹介も仕事の一部と考えている人も多いですが、紹介=責任となる事を肝に銘じて紹介してください。


    ◆解体業者の選定


    解体業者の選定は、プロジェクト成功の鍵です。


    お客様へ紹介する解体業者は解体工事のコストを抑えるためには、独自に複数の業者から見積もりを取ることが重要です。


    最低3社の相見積もりを提示する事が重要です。


    ◆解体業者の選び方


    効果的な解体業者の選定には、次のポイントがあります


    • インターネットでのリサーチ

    • 解体工事業登録の有無の確認

    • 会社のウェブサイトやSNSの内容を確認

    ◆解体に伴う追加費用の把握


    解体工事には予期せぬ追加費用が発生することがあります。


    例えば、残置物の撤去費用や地中埋設物の取り扱い、植木の伐根などです。


    これらの費用を見積もりに含めることで、プロジェクトの予算管理を正確に行うことができます。


    ◆解体費用の徹底ガイド


    一般的な解体費用の坪単価を知ることは、適切な見積もりを得るために不可欠です。


    異なる構造の建物(例:RC造、木造)ごとの坪単価を知ることで、コストを予測しやすくなります。


    ◆解体建物の現地確認


    解体業者による現地確認は不可欠です。


    見積りと実際の解体費用の乖離を防ぐためにも、解体前に現地での詳細なチェックが必要です。


    これにより、追加費用の問題を避け、お客様とのトラブルを未然に防ぎます。


    ◆解体建物の残置物への対応


    解体対象の建物に残置された荷物は、解体費用に影響を与えます。


    見積もり段階での残置物の有無と量を正確に把握し、お客様に対して、これが費用にどのように影響するかを明確に説明します。


    これにより、後のトラブルを避けることができます。


    ◆地中埋設物に関する説明


    地中埋設物の存在は、解体工事の見積もり段階では分かりにくい場合が多いです。


    そのため、解体工事においては地中埋設物による追加費用が発生する可能性があり、この点をお客様に明確に伝えることが重要です。


    ◆植栽の伐根についての説明


    庭にある植栽の伐根は、根まで取り除くことは通常行われません。


    この点をお客様に事前に伝えることで、解体後の植栽処理に関する誤解やトラブルを避けることができます。


    ◆複数社からの見積もりの重要性


    最低3社以上の解体業者から見積もりを取ることを推奨します。


    これにより、価格比較が可能になり、費用対効果の高い選択が可能になります。


    ◆30坪(100㎡程度)の費用


    一般的な建物は30程度の建物が多い為、各構法によって金額の違いが分かりやすいようにお知らせ致します。


    参考にしていただきたい解体費用がコチラ!


    鉄筋コンクリート造(RC造)

    解体坪単価 8.5~9.4万円

    30坪の費用 255~282万円


    鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)

    解体坪単価 8.9~9.8万円

    30坪の費用 267~294万円


    鉄骨造(S造)

    解体坪単価 6~6.4万円

    30坪の費用 180~192万円


    軽量鉄骨造(LGS造)

    解体坪単価 5.8~6.2万円

    30坪の費用 174~186万円


    木造(2×4構法)

    解体坪単価 3.8~4.1万円

    30坪の費用 114~123万円


    木造(軸組・在来構法)

    解体坪単価 3.7~3.9万円

    30坪の費用 111~117万円



    まとめ


    プロフェッショナルな建築家や工務店として、解体工事はプロジェクトの出発点として重要です。


    適切な解体業者の選定と費用管理により、プロジェクト全体の成功につながります。

  • 本当の『標準仕様』を造る方法【中盤】


    自社の標準仕様が完璧!と思っている皆さん!!

    アミーゴ小池です!!

    今回は『標準仕様』に関してです!

    標準仕様を適当に作成していると利益と成約率が上がりません…

    この極意を極めると劇的に業務が楽に!


    今回のパックを読み進める前に下記のパックで先に学んでから読み進めてください!


    本当の『標準仕様』を造る方法【前半】


    上記のパックを購読済みという前提で話を進めていきます!


    前章で地域の調査が既に終了している皆さんは、いよいよ皆さんの会社の仕様を考察していただきたいのです!


    ①の地場調査を行うと競合相手の仕様や価格、建物規模が把握できたと思います。


    競合相手の標準仕様を徹底的に調査する!


    前章までは調査です!


    今からが皆さんの会社の標準仕様を造るためのスパイスになる知識です!


    上記の調査を行ったことでターゲットエリアの競合相手の仕様が理解出来てきたと思いますが、デザインや性能に関しても学べたと思います。


    ココで重要なのは、今からはデザイン+性能を重要視した建物を造らないと絶対に生き残れない…って事です!


    そんなこと無いでしょ!

    デザインだけのオシャレな建物を造って問合せがガンガン来ている会社知ってるよ!

    性能なんていらないよ!


    いやいや…

    ウチの競合会社で高性能住宅をウリにして2年待ちの施工店とかあるよ!

    デザインを考えるなんて無意味だよ!!


    上記のような事をよく言われるのですが…結論から言います。。。


    今成功している企業の真似事をしていても私達中小企業は生き残れません!


    厳しい事を言っているように聞こえるかもしれませんが真実です。


    先にお知らせしたように大手企業様の下請けや取引先の会社さんからお仕事をいただくだけでも問題ない!との経営方針の方は今回の知識は不必要です!


    しかし、大手企業が永遠に仕事を私達に発注してくれるのでしょうか?


    取引先の企業が突然倒産しても私達中小企業は問題無いでしょうか?


    そんなこと言ったら何も出来ないよ…

    言っている事は分かるけど自社だけで完結なんて難しいよ…


    分かります。

    分かるのですが、自社だけで完結できるように考えていかないと、自分だけで完結できるように成長しないと今後の建築業界、更に住宅業界はカナリ厳しい未来が待っています。


    ここで少々話は脱線するのですが。。。


    私達Amigoが経験した実話です。


    東京都には飯田橋という場所があります。


    飯田橋駅は多くの人が通勤通学に使う主要駅なのですが、その周辺には『印刷工場』が多い事を皆さんは御存じでしょうか?


    ナゼ印刷工場が多いかと言うと飯田橋には『トッパン印刷株式会社』という大手の印刷会社がある事が大きな要因の一つです。

    ※歴史的な背景も多く存在しますが…


    トッパン印刷とは日本の印刷業界では指折りの会社なのですが、トッパンさんからの仕事が多く近隣の印刷工場に受注されることから印刷工場が飯田橋に多く存在します。


    しかし…


    近年は『紙』で印刷することが少なくなり、デジタルで書籍などを販売することが多くなったためトッパンさん自体も経営方針を変更し画像認識の技術の開発などITを取り入れた戦略を打ち出し下請けの印刷工場に仕事を発注することもカナリ少なくなってきてしまいました。


    ココまでの話は御存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、重要なのは下記の通りです。


    ・時代が変化した。

    ・大手の経営方針が変化した。


    時代が変化しているにも関わらず下請けで仕事をしている飯田橋の印刷工場は対策が出来ずに廃業する会社が多く、更に大手の経営方針に異議を申し立てる会社もあったとの事です。


    なぜ上記のような事を私が知っているかというと、私達Amigoは飯田橋にある不動産業者様から『倒産する印刷工場の土地にマンションを建てたいから設計やデザインをお願いしたい!』との依頼を受けて、建築コンサルとして様々なお手伝いをしたからなのです。


    倒産予定の会社の代表の方は、会社に借金もある事が多かったため、少しでも高く自社の土地を売却したいのです…


    しかし。。。


    実際には不動産業者さんの言いなりになり、地場の価格よりも低価格で土地の売買が行われたことも多々ございました…


    上記のような話をすると不動産業者さんが悪いように聞こえるかもしれませんが、私の意見は違います。


    不動産業者さんも仕事で土地の売却のお手伝いをしております。


    不動産のプロの中には無理に交渉を進める人もいたのも事実です…


    それでも、会社を倒産に追いやってしまった印刷会社の経営者の方々に問題があると私は思います。


    会社を倒産にまで衰退させてしまうのは厳しい意見ですが、経営者に責任があるという事です。


    話を戻すと、建築業界も印刷業界と同じような状況が待ち構えております…


    多くの方が認識しているように既に日本には住宅は十分に存在しています。


    少子高齢化で若い人が少なくなっています。


    30年間にわたって日本の経済状況は変化がございません。


    上記の理由から、今後は新築住宅の需要は減少していくことが予想されると言われておりますが、『予想』ではなく『現実』に必ず起きる問題です。


    しかし。


    日本の企業が昔のトヨタやPanasonicのように世界に対して先進的な商品を発信できるような企業が今後日本に出てくる!


    海外から日本に移住してくる人が多くなり、日本の人口が増える!


    上記のような事が起きれば住宅・建築業界の状況も変わるかもしれません。


    それでも、飯田橋の倒産してしまった印刷会社のように『受け身』では何も変わりません。


    最終的に仕事がもらえないようになってしまってから元請け企業に『ずっと頑張ってきたじゃないですか!』『何度も無理難題を請け負ってきたじゃないですか!』と言ったところで無駄です…


    トッパンさんのように業界の流れがデジタルに変わっているのであれば、自社の経営や自社の社員を初めに守るのが一般的な企業です。


    自社の経営や社員を捨ててでも、下請け企業を守る会社は多くはないという事は皆さんも御理解いただけると思います。


    話が長くなりましたが、皆さんに理解いただきたいのは私達がいる建築業界も今まさに変化してきております。


    そのため私達も下請けだけではなく、自社で完結できるように考えて仕事をしていかなければなりません!


    今だからこそ良い建物を造って、自社ブランドを確立することで地域でマウントがとれる企業になる事が重要なのです!


    このパックの内容をお知らせしてから5~10年以内に自社のブランディングが出来ないのであれば、または学んで成長することを怠れば、2~3年後には衰退する道が見えてきてしまいます…


    話を戻すと自社ブランドを確立する為に標準仕様を設置する為に重要な項目が2つあります!


    一つ目は【性能・機能】です!


    分かりやすく言うと家の断熱材や屋根、窓、外壁なども含めた断熱性能と家の気密を考慮した機密性能、更には地震に強い家として考えられる耐震性能です!


    これらに関しても前章で調査した際に競合相手の断熱・気密・耐震性能を調査出来ていると思います。


    後半でお知らせ致しますが、シッカリと自社の利益が残りターゲットとしている顧客が購入できる価格に皆さんが提供する住宅のコストが合うのであれば性能・機能は最高位にすることがお勧めです!


    事実Amigoがコンサルしている会社で建売住宅であったとしても、断熱・気密・耐震性が最高位の住宅も販売されております!


    建売で最高位の商品があるにも関わらず、皆さんが提供する注文住宅が性能や機能を意識しない標準仕様では完全に負け戦です…


    性能や機能にコダワリがある会社さんは多いかと思いますが、上記で御紹介した断熱・気密・耐震性能は意識するのは特別な事ではなく今現状では当たり前の事なのです!


    もし仮に今回のパックを見ている人の中で性能・機能に興味が無い人がいましたら考えを改めてください。。。


    そして、もう一つ自社ブランドを確立する為に標準仕様を設定するのに重要な項目は【デザイン】です!


    デザインって聞くと自社だけの独自で世界に一つだけしかないデザインの家や独創的で目立つデザインの住宅をイメージされる方が多いのですが、全く違います!


    ここで重要なデザインとは【売れる可能性が高いデザイン】と言う事です!


    では詳しくお知らせしますね!


    ■デザインの方向性を決定する


    前章で競合他社の調査を行っていただいたと思いますが、他社がどのようなデザインの家を造っているのか?と言う事を確認してください!


    何度も言いますが皆さんのターゲット地域の競合他社のデザインだけを気にして確認してください!


    確認すると様々なデザインの家のデザインを確認できると思います。


    そこで皆さんの会社で採用するデザインの方向性を決めていただきたいのです!


    ここで注意していただきたいのが【多く採用されているデザインを採用する】と言う事です!


    新しい標準仕様を作ろう!と考えていると、全く別の新しい仕様やデザインの家を自社で取り入れようと考えてしまうのが人間です…


    または、自社で今まで作ってきたデザインとは異なる為、チャレンジしない…という人も多いです…


    しかし、時間を使ってターゲット地域の調査を行っていただいたのは、どのような建物が多いのか?どんなデザインが多いのか?と言う事を調査していただきたいからなのです!


    仮に調査した競合他社のデザインが皆さんが今現在提供している家のデザインと似ているのであれば全く変更する必要はございません!


    逆に、調査した結果、自分の会社とは異なるデザインを競合他社が多く作っている事が分かれば大きく変更する必要があります!


    重要なのはターゲット地域を調査した結果で人気がありそうなデザインを選択する!と言う事なのです!


    しかし…

    調査結果を見て判断した方々から多く言われるのがコチラ。。。


    調査したら複数のデザインが出てきて何を選んでいいか分からない…

    似たようなデザインの家を自社で作っても他社に勝てる気がしない…


    上記のような事を良く相談されます。


    大丈夫です!


    ここからが皆さん自身が考えて、勉強して、自社の標準仕様とデザインにスパイスを加えるのです!


    結論から申し上げると【デザインカテゴリー】を選んでください!


    ここで言うデザインカテゴリーとは住宅のデザインの種類です!


    分かりやすく言うと『モダンデザイン』や『ラグジュアリーデザイン』『ボタニカルデザイン』などのようにデザインを項目(カテゴリー)で分けて名称を付けたものを選択するのです!


    加えて調査した競合他社の中で最も皆さんが魅力的に思えた、または最も多くの会社が採用しているデザインカテゴリーを選択してください!


    しかし…多くの方から下記のようなご意見を頂戴します…


    似た感じのデザインカテゴリーを選ぶだけじゃ他社の真似事じゃない?

    デザインカテゴリーの分け方が分からないです…


    無問題(モウマンタイ)です!


    そもそもデザインとはベースとなるデザインの知識があり、そこから新しいデザインを構築するのです!


    皆さんが真似事!と思った行為ですが、真似事から皆さんの会社に適したデザインにカスタマイズしていくのです!


    更に、恐らく皆さんはデザインカテゴリーと言われても、どんなカテゴリーがあるのかが分かりませんよね?


    パックでは代表的なデザインカテゴリーをピンタレストでまとめてあります!


    御用意したデザインカテゴリーから皆さんが調査した他社のデザインを見比べていただき、似たデザインカテゴリーの画像を御用意したピンタレスから選んでください!


    皆さんが行う事は簡単です!


    ①調査した競合相手のデザインを認識する

    ②競合デザインと似たパックで用意したピンタレストからデザインカテゴリーを選択する

    ③皆さん自身のピンタレストに気になった画像を保存する


    簡単ですよね?


    参考にする家のデザイン画像を集める作業はカナリ時間がかかるのですが、パックで既にご提供しているので皆さんは選択して保存するだけです!


    どうです?パックシステムって素敵でしょwww??


    ただし…


    最低限100~150枚は外観と内観合わせて保存してください!


    上記の枚数の気になる画像を集め、その画像から下記の項目を確認してください!


    ①素材・色の組み合わせ


    外観や内観で複数の素材や色が使われているのか?

    どのような組み合わせで作られているのか?を確認してください!


    重要なのは競合他社の調査で調べた素材や色以外の素材や色合いが無いかをピンタレストから見つけてください!


    この項目では皆さんが『いいな!』って思った画像を集めて、素材や色を見つける事が重要なのでガンガン集めてください!


    ②外観の形状


    競合他社とは異なり魅力的な外観や気になった外観形状を確認するしてください!


    外観デザインが競合他社と異なる画像を見つける事が出来たら保存しておいてください!


    ③内観のデザイン


    フローリングの幅や色、内壁や天井の色や素材を確認してください!


    更に窓からの光や照明計画などもチェックしてください!


    上記の項目をチェックする行為は皆さんの標準仕様のスパイスを造る為のヒントを見つける為です!


    他社と同じ仕様やデザインで同じ家を造っても最終的には価格勝負になるだけです…


    しかし、デザインで標準仕様で差別化することが出来れば皆さんの会社のブランドが徐々に確率し明確に他社との差別化が出来ます。


    情報量が多い為、頭が混乱している人がいるかもしれませんので、ココまでのデザインに関しての知識を一度分かりやすくまとめます。


    ①競合他社の仕様を調査

    ②競合他社のデザインと似たデザインカテゴリーをパックで用意したピンタレストを確認

    ③自身のピンタレストを作成し、自社の特徴が出せるような項目を選択


    上記の順番で作業を行ってください!


    もし仮に『何をどのように選べば良いのか分からない…』って人はピンタレストまで集めていただいた段階で別途有料になってしまいますがAmigoに問合せ下さい!


    個別のオンライン相談コンサルを行わせていただきます!

    zoomでのお打ち合わせで2時間で2万円でお受けしております!!!


    そしてデザインカテゴリーのピンタレストを下記にお知らせ致します!

    ※複数のグループがありますが、いろいろ活用いただけるページにしております!


    https://www.pinterest.jp/Amigo1985Design/


    ■デザインコンセプトを設定する


    デザインカテゴリーをある程度決めたのに『デザインコンセプト』ってなによ?って思いませんでした?


    そもそもデザインカテゴリーって言葉自体も聞きなれないのに、良く分からないコンセプトって…頭が混乱している人もいるかもしれませんので一度整理します。


    デザインカテゴリーとは簡単にいうと「デザインの種類」です。


    シンプルモダンやラグジュアリーデザイン・ボタニカルデザインなどなど様々なカテゴリーが存在します。


    しかし、これらの用語はデザインの種類を分けるために、またはトレンドを分かりやすく多くの人に伝える為に無理やり考えられた用語なのです!!


    ここまでのパックを読んでいただいた方であれば経験があると思いますし、実際に用意したピンタレストから自分のピンタレストに画像を集める時に経験すると思いますが…


    仮に…


    皆さんが調査し、競合相手のデザインカテゴリーが用意したピンタレストでは『シンプルモダン』だったとします。


    そして、ピンタレストから『シンプルモダン』というデザインカテゴリーの文言だけを頭に入れて画像を探していると。。。


    「この画像はシンプルモダンなのか?」

    「シンプルじゃなくてチョット和モダンなんじゃないか?」

    「そもそもシンプルモダンってなんだ?」


    このような状況になる事が多いです…


    シンプルモダンだけでは無いのですが、デザインカテゴリーはデザインの種類の名前ってだけなのですが、明確な区分けがある訳じゃないです!


    シンプルな建物が全てシンプルモダンでは無いですし、モダンな建物が全てシンプルモダンではないです。。。


    なんとな~く、シンプルモダンじゃない?って区分けで考えられてます。


    他の例で例えると、【カッコいい・可愛い】なども同様なのです!


    ここで皆さんに質問です!


    皆さんは下記の画像はカッコいいと感じますか?可愛いと感じますか?


    多くの人が「カッコいい!」と感じると思いますが、少なからず私Amigo小池は「可愛い」と感じます。


    女性や男性などの異性のタイプや好みの方が分かりやすいのですが、具体的な人物の例を出すと色々問題が起きそうなので控えますが、個人の趣味やタイプなどでカッコいいや可愛いは区分けが違いますよね?


    それと一緒でデザインカテゴリーも区分けがシッカリ出来ているわけではないのです!


    だからこそ、デザインカテゴリーという言葉に惑わされるのはNGです!


    デザインカテゴリーはターゲットエリアで、どんなデザインが多いのか?を検討する為のグループ分けの為に使うだけです!


    しかし!


    会社のブランドや標準仕様を設定する場合に重要なのは『デザインコンセプト』です!


    デザインカテゴリーは皆さんの会社の標準仕様の方向性を決める為の手段なのですが、デザインコンセプトは今から皆さんの会社の標準仕様のデザインを『言語化』するのに必要なのです!


    良く分からないですよね…


    デザインコンセプトの重要性として良く話に上がるのが高級ブランドの『PRADA(プラダ)』です!


    一般的にPRADAと言ったら高級ブランドとしての地位を勝ち取っているので、絶対的に良い商品である!との認識をお持ちの方が多いと思いますが、PRADAも初めからブランドとして成功していたわけでは無いのです…


    1913年にイタリアのミラノで創設されました。


    創設者はマリオ・プラダとその兄弟で、当初は「Fratelli Prada」(プラダ兄弟)という名前で、高品質の革製品、ラゲッジ、アクセサリーを扱っていました。


    同社は当初から高級志向で、特に高所得な顧客に持つことで知られていました。


    1960年代にマリオ・プラダの孫娘、ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)が事業を引き継ぎました。


    実はミウッチャに引き継がれた時期はPRADAの売上も良くなく再構築が必須でした。


    ここで凄いのがミウッチャなのです!


    当時プラダが向き合っていた困難を克服し、ブランドの再構築に成功しました。


    彼女は1980年代にブランドのレディースウェアコレクションを開始し、その独自のデザインと質の高さで注目を浴び、更に1993年、Miu Miu(ミュウミュウ)を設立し、より若い消費者に向けたファッションラインを開始しました。


    プラダとMiu Miuは共に、その洗練されたデザインと高品質な素材で世界中のファッション愛好家から評価されています。


    2000年代に入り、プラダは世界各地に店舗を展開し、特にアジア市場での成功を収めました。


    また、プラダはファッションだけでなく、アートとデザインの分野でも一貫して影響力を発揮してきました。


    1995年には、ミウッチャ・プラダと彼女の夫パトリツィオ・ベルテッリは、コンテンポラリーアートと文化を支援するためのプラダ財団を設立しました。


    上記のように昔からあるブランドであるPRADAでしたが、経営が傾く中に一人の経営者であるミウッチャがレディースに方針を広げ、更には自国周辺だけではなくアジアまでにも展開する事で今の地位があるのです!


    ココで重要なのがデザインコンセプトです。


    当たり前ですがPRADAの商品は品質や機能は問題ないです。


    どんなにデザインが良くても品質や機能に問題があっては論外です。


    プラダのコンセプトは以下の特徴により評価されています:


    ■革新的なデザイン


    ミウッチャ・プラダの独特の視点から生み出されるデザインは、美学的、社会的、文化的な要素を巧みに組み合わせています。

    これにより、プラダのコレクションは常に新鮮で、時代を反映したものとなっています。


    ■洗練されたエレガンス


    ブランドのデザインはシンプルでありながらも豪華さを感じさせるもので、そのバランスはプラダが持つ独特の魅力の一部です。


    ■社会的な洞察力


    プラダは社会的な洞察力をデザインに組み込むことで評価されています。

    ミウッチャ・プラダは、その作品を通じて時代の問題を提起し、社会的な議論を刺激します。


    ■アートとのつながり


    プラダはアートと深く結びついています。

    ブランドは自身のアートファンデーション、プラダ・ファンデーシオーネを通じて、コンテンポラリーアートのプロジェクトを支援し展示しています。

    これにより、プラダはファッションだけでなく、より広い文化的な文脈にも根ざしています。


    上記のように自社の商品が『どのような考えで、どんな歴史で、どのように考えられて』造られたのか?と言う事を表現できるのがデザインコンセプトです。


    話を戻しますと、皆さんが今まで調査して、選んだ建物のデザインがカッコよく、可愛く、自信が持てる標準仕様を設定できたとしても、先にお知らせしたようにPRADAに似せ他のブランドのバックでは売れません…


    皆さんの会社の新しい標準仕様のデザインも同じです。


    PRADAのような大きなコンセプトを設定してください!という訳では無いのですが、必ず考えてください!


    イキナリ考えろ!って言われても分からないと思います。。。


    しかし、実は簡単なのです!!


    ポイントは『標準仕様の言語化』なのです!


    ナゼその素材を標準仕様にしているのか?


    どうして標準仕様の設備は選んだのか?


    上記を説明出来れば良いのです!


    弊社のフローリングは〇〇メーカーの●●です!

    なぜ、このフローリングを標準仕様に選んでいるかと言うと▲▲であって△△だからなのです!


    また外壁は◇◇メーカーさんと□□メーカーさんの外壁材を採用していて、デザインが良いという事もありますが、●●県の家を▽▽デザインで、性能が良い家を増やす事でより良い地域になると私達は考えております!


    上記のような話が標準仕様で話す事が出来れば問題ないのです!


    弊社の標準仕様はこれです!と、一枚の紙を渡されるよりも、シッカリと説明が出来る情報が表示されている方がお客様としても納得できると思いませんか?


    PRADAの真似をしたバックが無名の店から販売されていたとしても、売れ行きは良くはない事が想像できると思います。


    しかし、そのバックのデザインが考えられた経緯や考え方、更には素材や性能の話が分かり、共感できるのであれば無名の店だったとしても興味が出ませんでしょうか?


    パックで皆さんに伝えているデザインコンセプトとは上記のようにお客様が納得できる情報を方向性がズレずに説明出来る事です!


    ココまで来てどうしても説明する文言が分からない…と言う方は別途費用が必要になりますが、お気軽にAmigoにお問い合わせください!


    如何でしたでしょうか?


    少々長い情報でしたが、ココまでで標準仕様を設定する為に必要な情報や資料が全て揃いました!


    次からは集めた情報や資料を更に皆さんの会社用にカスタマイズする方法をお知らせ致します!







  • 地域に適したモデル住宅の作り方(準備編)




    皆さんこんにちわ!


    見た目がどうしても胡散臭くなってしまうAmigo小池です…


    今回のPAKに興味を持っていただき本当にうれしいです!!


    今現状は建築業界は戦国時代といっても過言ではないです!!!


    多くの工務店が倒産してしまっています…


    帝国データバンクの調査によると2023年の建設業の倒産件数は1671社となっており、2022年よりも40%も急増しているとされています。


    2000年以降の増加率が30%以上になるのは初めてなのです…


    本当にヤバい状況です…


    そんなヤバい状況の今だからこそ変革が必要なのです!


    その一つが今回の『地域に適したモデル住宅』です!


    今回はその0回目として皆さんに多くの知識をお知らせする前に行っていただきたいことをお知らせいたします!


    戦国時代である今の建築業界を乗り切るための大切な住宅モデルの作成なのでシッカリと準備してください!


    皆さんに準備いただきたいのがコチラ!


    ・エリアの決定

    ・自社調査

    ・ピンタレストの準備


    一つ一つお知らせいたします!


    ■エリアの決定


    1回目以降には皆さんの地元の具体的な調査や作業を行っていただきます。


    しかし、そのためには調査するエリアを先ずは決めていただきたいのです!


    は?エリア?今の施工エリアで良いっしょ!?!って思いますよね?


    駄目なんです…


    今回調査するエリアは皆さんの『会社から車で1時間以内』のエリアが最も適しています。


    これには理由があります。


    今の日本は少子高齢化です。少子高齢化という事は子供がドンドン減っているという事なので勿論、家を造りたい!と思う人がドンドン減っているという事です。


    更に全国の住宅戸数は日本人の人口に対して必要十分の数があるのです。


    平成20年の時点で日本全国の住宅数は5759万あり、日本の世帯数は4885万世帯となっております。


    そうなのです、家を造る必要が実はないのです…


    だからこそ今度、新築の需要が更に減少し今後は『新築<リノベ』の時代になることが濃厚です。


    リノベなんて儲からないから嫌だよ!やりたいくないよ!なんて言ってられないのです!


    今はまだ皆さんは新築を受注できているかもしれませんが、必ずリノベの時代は来ます!


    だからこそ『今』新築の受注を増やして、引き渡したお客様の数を増やしておくことで、将来的にリノベ時代が来たとしても自分達が引渡しをしたOB顧客からリノベの仕事を受注できれば新たにリノベ顧客を集客する必要もないのです!


    そして話を戻して上記の理由から、今回のエリアに関しては将来的なリノベ時代を見越して細々したリノベ工事を円滑に行うために会社から1時間以内のエリアがオススメなのです!


    車で2時間もかかるOB顧客の工事費が50万のリノベに自社の社員を向かわせるのであれば車で1時間の範囲であれば同じ内容であれば2件は現場を回る事ができるのです!

    ※実際の作業は同じ作業とする。


    先ずは皆さんの会社が分かる地図を用意してください!


    オススメはグーグルマップです!

    https://www.google.com/maps


    先ずは皆さんの会社の位置をグーグルマップに表示してください。


    そして次に会社から1時間以内の範囲がどこなのか?をグーグルマップで調べます!


    皆さんの勘で『ここの現場は1時間くらいだったなぁ』って場所をクリックして【ルート・乗換】で検索してみてください!


    ここで注意が必要なのは、必ず『1時間以内』でなくてはならないわけではないのです!


    今回のエリア決定はエリアが狭いほど調査しやすいので先ずはじめは【区・市・村】のようなエリアで決める事をオススメしています。


    例えば私が住んでいる群馬県前橋市であれば、今回は前橋市+高崎市+伊勢崎市をエリアとして調査する!や前橋市だけをターゲットにして調査する!などのように皆さんの会社がある場所を中心にエリアを決定してください!


    ■自社調査


    続いては自社の調査です!


    皆さんの会社の今までの住宅の調査や社員さんの調査です!


    このような事をコンサル契約している会社に今まで何百回とお願いをしてきたのですが、80%以上の会社が無茶苦茶やりたくない!って雰囲気を出します…


    皆さんも面倒くせーって思いませんでした?


    でも、この調査は超大切なんです!


    先ずは下記のエクセルデータをDownloadしてください!


    自社の状況確認.xlsx
    ダウンロード:XLSX • 29KB

    データを開くと上記のような資料が出てきます。


    先ずは『水色』の部分の会社の理念とその理念の意味を記載してください。今現状の理念でもいいですし、理念がない会社であれば新しい理念を考えて記載してください!


    そして、その下には社長から専務、常務や課長、更には一般社員さんなど家を造るために携わっている社員さんすべての特徴を例に習って記載してください。


    重要なのは、その人が今『何の仕事をしているのか?』『どんな趣味があるのか?』『どんな家がつくりたいのか?』この3つは絶対に記載してください。


    会社でこの資料をばら撒いて、それぞれの社員が忖度なく記載してくれるなら問題ないのですが、多くの会社の場合は社長からの指示で記載しろ!と言われると社長の顔色をうかがい本音を記載してくれません…


    可能であれば社長が自ら一人一人に話を聞いて記載することをオススメしております!


    この項目の意味は社員さんのタイプが分かることで皆さんの会社の営業方法やモデル住宅のプレゼン資料の作り方などに影響が出るので、社員さんの本音が本当に重要なのです!


    そして次の『タブ(エクセルの下に記載してある)』自社分析を開いてください。


    この資料は皆さんの会社の今まで作ってきた家がどんな家だったのか?という事を数字にして『見える化』する重要な資料です!


    今から10年前までのデータを調べて全てを数字で埋めてください!


    何階建てだったかなんて覚えてないよ…金額なんて分からないよ…って言い訳が多いのですが絶対にやってくださいねwww


    過去の請負契約書や確認申請の副本などを引っ張り出せば記載できるはずです!


    本当に面倒だと思うかもしれませんが本来であれば、このような資料は皆さん自身がすでに作っている事が望ましいですし、自社分析は大手であれば必ず行っている事です。


    自分の会社がどのような家を顧客を受注しているのか?引き渡しているのか?という事が分からないで経営しているのは大変危険です…


    もう一度言いますが。


    分からないよ…はダメです。社員さんにも手伝ってもらって、場合によっては会計士さんなどにも聞いて何棟くらいやったのか?契約の金額は幾らだったのか?という事を明確にしてください。


    この資料を造ることで皆さんの会社が今まで、どのようなお客様から人気だったのか?または、どんなお客様は皆さんの会社には依頼しなかったのか?という事が数字から判断することができ、新しいモデルを造るときの目安になります。


    ウソを記載したり適当な数字を記載しすぎると今から作るモデルの面積や価格が皆さんの会社には適さない商品になってしまいますので注意してください!


    続いて自社の強みと弱みというタブを開いてください。


    コチラに関しては『今』皆さんが考え付く自社の強みと弱みを記載してください!


    会社にとっての強味とは?

    今いる人材にとっての弱みとは?

    会社の今まで行ってきた対策や歴史の強味は?

    今自社の特徴になっていない、または自社にはなくて他社にある弱みは?


    上記のように考えて記載してください。


    この項目や会社の上層部だけの人間で記載しても良いですし、会社全体で会議を行って記載いただいても良いです。


    絶対に避けてほしいのは『誰か一人が記載する事』は避けてください!


    社長や専務のような会社の中で発言権がある人が一人で作ってしまうと実際に作業を行う社員さんの意見と大きく異なってしまう場合があるからです。


    何度も言いますが、この調査は会社の本音を見える化する資料です。


    だからこそ私達Amigoが皆さんに知識をインストールする前に準備いただく資料なのです!


    知識がついてから作ってしまうと皆さんの本音が出てこないで、身に着けた知識で意見してしまうのです…


    重要なのは本音!本音!本音!


    この資料を造るためには必ず会議をしてください!


    本音を聞き出すために司会進行は社長が行い、更に社長は発言しないでください!


    特に営業や設計、または設計と現場監督が本音をぶつけ合うと喧嘩になったりしますので注意して会議してくださいね!


    ■ピンタレストの準備


    最後はピンタレストの準備です!


    ピンタレストとはレシピやインテリア、ファッションなど生活をもっと楽しくしてくれるアイデアを発見・整理するツールです。


    住宅などのオシャレな写真も多く掲載されており、更には気に入った写真を保存すると、その写真に似た写真を自動的に表示してくれるので自分がどんなデザインが好きなのか?って事を発見するのに無茶苦茶良いんです!


    今回の準備段階では皆さんの『皆さんの会社のピンタレスト』を造ってほしいのです!


    会社のピンタレストを造る理由は下記の通りです。


    ①顧客接客の際に自社のピンタレストがあると顧客満足度が上がる

    ②自社の社員の好みの住宅デザインが認識できる


    ①の理由に関しては今回は割愛しますが、皆さんの会社に来社していただいたお客様との打ち合わせで会社のピンタレストが作れていると、お客様からの評価が上がり、更には成約率が上がります。


    詳しくは別のPAKで説明しますね!


    そして今回重要なのが②です!


    今回の準備段階で家造りに関係するすべての社員さんにピンタレストで好きな家のデザイン画像を集めてもらう事で、皆さんの会社全体が好きな家のデザインを認識することができます。


    え?自分達の好みなんて関係なくない?お客様の好みでしょ?って思いませんでした?


    おっしゃっている事は正解なのですが、お客様に人気のデザイン住宅ができたとしても今の社員さんが全然作りたくない家のデザインだったら、どうなります?


    そうです…


    モデルを作って、お客様が来ても社員が本音では行いたくないデザインだったら営業はヤル気が半減し、設計は図面の質が悪くなり、現場は遅延する…こんな状況になるかもしれません…


    今回のモデルを造るために皆さんの会社の好みダケでモデル住宅を造るわけではないのですが、皆さん自身が会社の好みを認識して新しいモデル住宅を考える事が重要なのです!


    俺が考えた新しい住宅モデルをお前ら売れ!契約しろ!設計しろ!作れ!っていう昭和の経営は古いですし、理論的にも売上も契約も伸びません…


    お客様ファーストですが、働いてくれている社員さんも重要なのです。


    しかし、ピンタレストの画像を無作為に集めるのも時間がかかるので私Amigo小池のピンタレストを下記にお知らせしますので私のピンタレストから画像をパクっていただくのが効率的だと思います!


    https://www.pinterest.jp/Amigo1985Design/


    私のピンタレストは『デザインカテゴリー』ごとに分けてありますので使いやすいと思います!


    先ずは各社員でピンタレストで画像を集めてもらい最低限50枚程度の画像を建物の外観、内観問わず1週間以内で集めてもらってください。


    そして集めた社員全員でそれぞれの画像を見せ合って皆さんの会社の【好みのデザイン】を会議で決めてください!


    そして会議で決めた好みのデザインの画像を最低100個集めて、会社名でピンタレストのアカウントを作成してください!


    ここまでが準備期間です!


    それぞれを同時並行して進めても問題ないので是非とも楽しみながら行ってくださいね!


    ※お知らせしている動画とブログ内容の言い回しが違うとの指摘を受けておりますが、内容に大きな違いはないのでご了承ください。

  • ★【実施】室内壁の素材で家の雰囲気を変える!デザインと性能を高める壁材の選び方②

    工務店のプロの皆さん!


    アミーゴ小池です!


    今回は『室内壁の素材』について深掘りしていきます。


    お客様にご提案する際、素材の特性やデザイン性を正しく伝えることで、より納得感のある選択をしていただけるはずです。


    壁材選びはデザインと機能性のバランスが鍵


    日本の住宅では【壁紙】が主流ですが、近年では多様な素材を採用するケースも増えています。


    特にライフスタイルや価値観の多様化に伴い、壁材の選択肢が広がってきました。


    お客様のニーズに応じた素材の提案をするために、それぞれの特徴をしっかり押さえましょう。


    1. タイル


    特長と用途


    タイルはキッチンや水回りだけでなく、リビングやアクセントウォールとしても活用されています。


    陶器、石材、ガラスなど素材ごとの特性を理解することが重要です。


    • メリット


      • 高い耐久性と防汚性。

      • 豊富なデザインでアクセント性が抜群。


    • デメリット


      • 割れやすい素材もあるため施工時の注意が必要。

      • コストが高めで初期費用が増えることも。


    2. 木材


    特長と用途


    木材を使った壁は、自然な温もりと風合いが魅力です。和風からモダンまで幅広いデザインに対応可能


    • メリット


      • 自然素材ならではの質感と温かみ。

      • 室内全体を高級感ある雰囲気に仕上げられる。


    • デメリット


      • 湿気や温度変化による変形リスク。

      • 防火基準や地域規制に留意が必要。


    3. コルク壁


    特長と用途


    コルク素材は防音性・断熱性に優れ、柔らかな印象を与える素材です。


    • メリット


      • 抗菌作用や防臭効果もあり衛生的。

      • 断熱性が高く、空間の温度管理に寄与。


    • デメリット


      • 湿気や水分に弱く、水回りには不向き。

      • 太陽光にさらされると色褪せることがある。


    4. 土壁


    特長と用途


    日本の伝統的な壁材で、自然素材ならではの優しさと機能性を備えています。


    • メリット


      • 湿度調整機能が高く、四季を通じて快適。

      • 経年変化による風合いが魅力。


    • デメリット


      • 専門職人が少なく施工コストが高い。

      • 割れやすい特性がありメンテナンスが必要。


    5. レンガ


    特長と用途


    重厚感と独特な温かみを持つレンガは、空間に高級感をプラスします。


    • メリット


      • 耐久性が高く、メンテナンスが少ない。

      • 素焼きやガラス張りなど、デザインの幅が広い。


    • デメリット


      • 重量があるため、強度の高い下地が必須。

      • 初期費用が高く、施工に手間がかかる。


    6. 提案のポイント


    お客様に素材を提案する際、次のポイントを押さえると説得力が高まります。


    1. デザイン性


      インテリアとの調和を考えた提案が重要です。


    2. 機能性


      防音や断熱、耐久性など用途に合った選定を心がけましょう。


    3. メンテナンス性


      長期的な維持管理のしやすさもアピールポイントになります。


    最後に


    室内壁の素材選びはお客様の満足度を左右する重要な要素です。


    今回ご紹介した内容をもとに、適切な提案を行ってください。


    もし新しい素材やデザイン案があれば Instagram で @Amigo小池 をメンションして共有してください!


    さらに情報が必要な方は、直接お問い合わせいただければと思います。


    引き続き、理想の空間づくりをサポートしていきましょう!

  • 【実施】室内ドアで家の快適性をアップ!性能別選択ガイド

    アミーゴ小池です!


    今回は「室内ドアの性能」について、特に工務店や設計事務所で働く建築のプロの皆さんに役立つ情報をお届けします。


    室内ドアは、デザイン性だけでなく、性能や機能性を考慮した選択が重要です。


    お客様の満足度を高め、建築物全体の品質を向上させるための知識をしっかり身につけましょう!


    この記事では、防音性能から耐火性、通気性能、プライバシー保護、耐久性、メンテナンス性まで、室内ドアの性能に関する幅広い情報を網羅しています。


    1. 室内ドアの性能別解説


    (1) 防音性能


    防音性は、室内ドアの最も重要な機能の一つです。


    適切な防音性能を持つドアを選ぶことで、生活の快適性が大きく向上します。


    防音性能が必要な場面と部屋


    • 寝室: 夜間の生活音を遮断し、安眠をサポート。


    • 書斎・仕事部屋: 集中できる環境を提供。


    • リビング: 家族の団らんの音を他の部屋に響かせない。


    防音性能を持つドアの選び方


    • 開き戸: 防音性が高く、防音室にもよく採用されます。


    • フラッシュドア: 中空構造のため音を遮断しやすい。


    • 無垢材の厚いドア: 質量があるため防音効果が期待できます。


    • 鉄製ドア: 工場や商業施設の防音対策に利用されるほど効果的。


    注意点


    ガラス戸はデザイン性や開放感を提供しますが、防音性能が低い傾向があります。


    必要に応じてペアガラスなどを採用しましょう。


    (2) 耐火性能


    火災時の安全性を確保するために、耐火性能を持つドアの採用も重要です。


    特に公共施設や防火地域に建設される建物では必須となります。


    主な耐火ドアの種類


    • 木製耐火ドア: 特殊な耐火材料を使用し、30~90分程度の耐火性能を持つ。


    • スチール製耐火ドア: 強度が高く、防火性能も優れています。


    • ガラス製耐火ドア: 耐火ガラスを採用し、デザイン性と耐火性を両立。


    耐火ドアの設置場所の検討


    • キッチンやLDKに通じるドアに採用することで避難経路を確保。


    • 火災リスクが高いエリアを中心に計画。


    (3) 通気性能


    高気密高断熱住宅の普及により、室内ドアにも通気性能が求められる時代になりました。


    24時間換気システムと連携させ、家全体の空気の流れを設計しましょう。


    通気性能を向上させるドアの特徴


    • アンダーカット: ドア下部に隙間を設けることで、空気が流れやすくなる。


    • 通気口付きドア: ドア自体に通気口を設置し、効率的に換気。


    • 格子デザイン: 造作建具で格子状に設計し、換気性能とデザインを両立。


    注意点


    通気性を重視しすぎると、防音性や断熱性が低下する可能性があります。


    建物全体のバランスを考えた選定が重要です。


    (4) プライバシー保護


    ドアのプライバシー性能は、施主の満足度に大きく影響します。


    デザイン性と機能性を兼ね備えた選定を心がけましょう。


    プライバシー性を高めるポイント


    • 不透明な素材: ガラス戸の場合は半透明やすりガラスを採用。


    • 錠付きドア: プライバシーが必要な部屋には必須。


    • ドアクローザーの活用: 閉め忘れを防ぎ、プライバシーを守ります。


    (5) 耐久性


    使用頻度に応じて、適切な素材や種類を選ぶことが重要です。


    耐久性に影響する要因


    • 使用頻度: 毎日使用する部屋のドアは耐久性が求められる。


    • 素材: 鉄製や高品質の無垢材は耐久性が高いが、コストが上がる。


    • サイズ: ハイドアなどの大型ドアは、適切な素材選定が必要。


    (6) メンテナンス性


    長期的な使用を考慮し、メンテナンスが容易なドアを選ぶことも大切です。


    素材別のメンテナンス方法


    • 無垢材: 定期的な塗装やオイルメンテナンスが必要。


    • 既製品ドア: 耐久性が高く、メンテナンスは比較的簡単。


    • 金属製ドア: 錆びや汚れを防ぐため、防錆処理やクリーナーでの手入れが必要。


    3. プロとしての提案力を磨くポイント


    (1) ヒアリングを重視する


    お客様のニーズやライフスタイルに基づき、適切なドアの性能を提案しましょう。


    防音、耐火、通気性、デザインなど、優先順位を整理して提案することが重要です。


    (2) コストと性能のバランス


    予算内で最大限の性能を引き出せるよう、メーカーや素材の選定に工夫を凝らしてください。


    (3) 最新の技術やトレンドを活用


    省エネ性能を持つドアや、新しい素材・デザインを積極的に採用し、施主に最新の価値を提供します。


    4. 情報発信と共有


    今回の学びを活かし、SNSでの情報発信や同僚との共有を積極的に行いましょう。


    TwitterやInstagramで、私アミーゴ小池をメンションしていただければ、皆さんの提案や成果をチェックし、コメントさせていただきます。


    室内ドアの選定は、プロとしての腕の見せ所です!


    お客様にとって最適な提案を行い、快適な住空間を提供してください。


    次回のパックもぜひお楽しみに!

  • 【工務店必須】この順番で考えろ!外構で失敗しないための黄金ルール!②

    家づくりにおいて、間取りや外観デザインにはこだわるけれど、外構計画を後回しにしてしまう人 が多いのが現実です。しかし、外構と建物のデザインが合っていなければ、「なんかちぐはぐな家」 になってしまいます。

    例えば、建物はシンプルモダンなのに外構は和風庭園のようだったり、建物が落ち着いた色なのに外構は派手な色使いだったり…。そうなると、家全体の統一感がなくなり、完成後に「思っていたのと違う…」という後悔につながります。

    今回は、工務店の設計・営業担当者がすぐに実践できる外構計画のポイント をお伝えします!

    人間は情報が整理されていると「美しい」と感じる ものです。例えば、建物のボリュームと外構のラインを合わせるだけで、視覚的にスッキリとした印象になります。

    • 土間コンクリートの目地と建物のラインを揃える

    • 窓や玄関の高さと外構の塀のラインを意識する

    • 駐車場の目地デザインを建物のデザインコンセプトに合わせる

    こうすることで、家全体に統一感が生まれ、ワンランク上のデザインに仕上がります。

    「外部用タイルだから大丈夫」と思い込んでいませんか? 実は、外部用タイルでも滑るものがある ので要注意!

    特に玄関ポーチやテラスに使用するタイルは、雨の日に滑りやすくなります。タイルを選ぶ際には、実際に水をかけてみるなど、滑りやすさを必ずチェック しましょう。

    おすすめのチェック方法

    1. タイルのサンプルを取り寄せる

    2. 実際に水をかけて触ってみる

    3. 雨の日に滑らないか確認

    また、タイルの貼り方によっても印象が大きく変わります。

    • 正方形タイルでシンプルに仕上げる

    • ヘリンボーン貼りで高級感を出す

    • 大判タイルを使ってホテルライクに演出する

    タイル選びはデザインだけでなく、安全性も重視することが大切 です。

    「芝生はホームセンターで買ってきてDIYすればいい」と考えるお客様もいますが、実際には芝生が根付かず失敗するケースが多い です。

    芝生が根付かない原因

    • 土壌が合わない(排水性が悪い、養分が足りない)

    • 芝生が弱っている

    • 貼り方が不適切(目土を入れない、隙間が空きすぎている)

    芝生の施工は簡単そうに見えて、実はプロの技術が必要 です。最初から工務店や外構業者が適切に施工することで、お客様の満足度も向上します。

    「雑草対策に砂利を敷きましょう!」と言うのは間違い です。砂利の下に防草シートを敷かないと、結局雑草は生えてしまいます!

    砂利を使う場合は、以下のような手順を踏むことが重要です。

    正しい砂利施工の手順

    1. 地面をしっかり整地する

    2. 防草シートを敷く(おすすめは「ザバーン」など耐久性の高いもの)

    3. 砂利を敷き詰める(適切な厚みは3cm〜5cm)

    また、防犯対策として「防犯砂利」を採用するのもおすすめです。足音が大きくなるため、不審者対策にもなります。

    「テラスを作りたい」というお客様には、素材ごとのメリット・デメリットをしっかり説明する ことが大切です。

    天然木の特徴

    • メリット → 自然な風合い、高級感がある

    • デメリット → メンテナンスが必要、経年変化で色が変わる、アクが出る

    樹脂デッキの特徴

    • メリット → メンテナンスが楽、耐久性が高い

    • デメリット → 夏場に熱くなりやすい

    特に樹脂デッキは、炎天下ではかなりの高温になるため、お子様やペットがいる家庭には注意が必要!

    お客様のライフスタイルに合った素材を提案することで、満足度が高まります。

    外構計画を適当に済ませてしまうと、後で大きな後悔につながります。建物のデザインと統一感を持たせ、安全性やメンテナンスのしやすさを考慮しながら計画することが大切です。

    外構計画のポイント

    • 建物と外構のラインを揃える → 統一感が生まれる

    • 滑るタイルを避ける → 事前に水をかけて滑りやすさを確認

    • 芝生はDIYに注意 → しっかり根付くようプロが施工する

    • 砂利だけでは雑草対策にならない → 防草シートとセットで考える

    • テラスの素材選びに注意 → 天然木 or 樹脂デッキの違いを理解

    工務店として、お客様に適切な提案をすることで信頼を得られます。ぜひ、外構計画にも力を入れてみてください!

  • 【実施】外観デザイン完全ガイド:立面図のチェックリストと効果的な確認方法

    こんにちは、アミーゴ小池です!


    今回は「外観チェック」に焦点を当て、立面図を用いた外観の最終確認方法について詳しくお伝えします。


    工務店のプロとして、クライアントに最適な提案をするためには、細部まで目を光らせることが重要です。


    特に、立面図は外観デザインの基盤となるため、正確かつ的確なチェックが求められます。


    事前準備:必要な資料と道具


    まず、チェック作業を始める前に、以下の資料と道具を準備してください


    • 資料


      • 平面図

      • 立面図

      • 仕様書(完成済みの場合)

      • CGやVR資料(提供可能であれば)


    • 道具


      • フリクションペン(修正しやすいペン)

      • 三角スケール

      • メジャー


    立面図の基本チェック項目


    1. 平面図との整合性確認


    平面図と立面図の寸法が一致しているか確認します。


    • チェックポイント


      • 各方位の立面図の横幅寸法が平面図と一致しているか


      • 寸法がズレている場合は早急に修正を依頼


    寸法の不一致は、後々の工程で大きな問題を引き起こす可能性があります。


    確認申請のやり直しや計画全体の見直しにつながる恐れがあるため、初期段階でのチェックが重要です。


    2. 外観の高さバランス


    立面図を基に、建物全体の高さバランスを確認します。


    • 確認すべき点


      • 屋根の高さがクライアントのイメージ通りか


      • 外観全体のプロポーションが適切か


    高さが極端に高すぎたり低すぎたりすると、設計意図が伝わりにくくなるため、バランスを見ながら調整を提案しましょう。


    3. 法規制への適合確認


    立面図に記載されている「最高軒高さ」「最高高さ」が法規制に適合しているかを確認します。


    • 参考となる法規制


      • 高さ制限

      • 斜線制限

      • 日影規制


    法規制の確認は設計者が行うのが基本ですが、二重チェックを行うことでミスを防ぎ、クライアントからの信頼度も向上します。


    外壁と素材の確認


    1. 外壁の種類と位置


    立面図に記載された外壁の種類が、クライアントの希望に合致しているか確認します。


    • 確認方法


      • 図面上に外壁の種類・品番が記載されているか確認

      • 記載がない場合は、必ず追記を依頼


    複数の外壁材を使用する場合、それぞれの配置や接合部分も確認してください。


    外観デザインを崩さないよう、適切に分割されているかがポイントです。


    2. 外壁サンプルの確認


    立面図や仕様書だけでなく、実物の外壁サンプルを取り寄せ、クライアントと共に確認します。


    • サンプル確認の重要性


      • カタログや画面上ではわかりにくい質感や色味の違いを実物で確認

      • サンプルを基に最終決定を行う


    窓の確認ポイント


    1. 窓の種類


    立面図に記載された窓の種類を確認します。


    • 基本的な窓の種類


      • アルミサッシ

      • アルミ樹脂複合サッシ

      • 樹脂サッシ


    2. 窓の色とバランス


    外壁との色合いやデザインバランスを重視します。


    • 確認方法


      • 立面図やCGで全体の色バランスを確認

      • サンプルを取り寄せて色味を確定


    3. 窓の大きさと配置


    窓の大きさや配置がデザインと機能性を両立しているか確認します。


    • 確認項目


      • 窓の大きさが適切か

      • 窓からの転落リスクがないか

      • 窓の開閉方向や防犯性


    屋根と付帯部の確認


    1. 屋根の素材と勾配


    立面図や仕様書で屋根の素材と勾配を確認します。


    • 注意点


      • 屋根素材に適した勾配になっているか

      • 勾配が適合していない場合、雨漏りのリスクが高まる


    2. 水切りと笠木


    細部にこだわり、外観デザインを洗練させます。


    • 確認ポイント


      • 水切りや笠木の色が外壁や窓と調和しているか

      • デザイン性を損なわないよう配慮


    外構計画の確認


    1. 外観との連動性


    外構デザインと外観が一体となるよう、計画を統合します。


    • チェック項目


      • 外構の目隠し壁や植栽の配置

      • 外観との調和が取れているか


    まとめ


    プロとして外観デザインを提案する際、立面図を基にした徹底的な確認が必要です。


    外観のチェックは、クライアントとの信頼関係を築く上で重要なステップとなります。


    この記事を参考に、細部にまで配慮した確認作業を行い、質の高い外観デザインを提供してください。


    ぜひ、現場での実践例や工夫をSNSで共有し、#Amigo小池 をタグ付けして教えてください。


    一緒に日本の建築品質を向上させましょう!

  • 【実施】建具デザインで家の印象が変わる!注文住宅のためのデザインアドバイス①

    室内のドアに関してプロとしてご提案されている皆さん!!


    アミーゴ小池です!!


    今回は『室内ドアのデザイン』に関してです!


    室内ドアは本当に大切です…


    お客様の家のドアをシッカリ学んでいただき、お客様に最適な提案ができるようになりましょう!


    今回も室内ドアのことを「建具(たてぐ)」と呼んで説明していきますね!


    ※詳しい方から「内部建具だろ!」ってツッコミを受けがちですが…


    ナイブタテグと呼ぶより“建具”の方が短くて伝わりやすいので、ご容赦ください!


    建具は様々な開け方や使い方がありますが、デザインも本当に多岐にわたります!

    今回のパックでは、そんな建具で気を付けていただきたいデザインポイントを皆さんにご紹介致します!


    建具のデザインをシッカリ確認・認識しないと、想定していたデザインにならなかったり、メンテナンス費用がかさんだりといったデメリットになる場合もありますので要注意です!


    そして今回のパックは少々長いため、二部構成とさせていただきます!


    今皆さんが読んでいるパックが前半になります!


    先ずはコチラから!


    ■建具と内部空間のデザインに関して


    建具は別のパックでもご紹介したように、『ある空間とある空間を仕切る』ために必要なモノです。


    基本的には室内の『壁』に付きますよね?


    よって、建具は『壁との相性』でデザインを考えることをオススメしております。


    • 建具が付く壁がどんな色合いなのか?

    • その壁がある空間はどんなデザインなのか?

    • 家の全体のコンセプトはどんなものなのか?


    こうしたことを考えると、建具デザインをどう考えれば良いのかが見えてきます。


    他のパックでも耳にタコができるほどお伝えしていますが、「デザインに正解はありません!」


    基本的には皆さんやお客様が考えて作り上げたデザインが、その家にとっては良いデザインなのです!


    しかし…


    考えないで…なんとなく…「プロに勧められたから…」という流れでデザインが決まってしまうと、その家にとって本当に良いデザインと言えるかは疑問です。


    「人任せ」「プロ任せ」「Amigo任せ」で家づくりを行い、住んだ後に後悔が多い住宅になってしまったら大変ですよね?


    • あんな人に頼むんじゃなかった…

    • プロなのに後悔する家を造るなんてありえない…

    • Amigoはやっぱり胡散臭かった…


    ※私の見た目については何をしても若干胡散臭さが残るのでご容赦を…


    こんな愚痴を完成後に言っても取り返しがつきません!


    建てる前にきちんと考えること・計画段階で学ぶこと・施工中に確認すること。


    これこそが満足度の高い家を造るために大切だと私は心の底から思っています!


    建具のデザインの種類は本当にたくさん存在します!!!


    もし、皆さんやお客様が無制限に家づくりに時間をかけられるなら、または造りながら考えても問題ないほど予算が潤沢であれば、世界中の建具デザインやメーカーを調べ尽くすのも良いでしょう。


    ですが、そんな方はなかなかいませんよね?


    さて、今回のテーマは建具のデザイン。ここではまず以下についてお知らせします!


    ●既製品の建具と造作の建具


    建具には、大手メーカーが作成している既製品の建具と、一点物の造作建具があります。


    皆さんが所属する施工店や設計事務所によって選べる建具は異なりますが、ざっくり分けると下記のようなイメージです


    • ハウスメーカー・大手工務店(地方ビルダー):既製品建具

    • 中小規模工務店・大手設計事務所(スタッフ20名以上程度):既製品建具+造作建具

    • 一般工務店・設計事務所(社員数10名以下):造作建具


    もちろん、上記が絶対ではありません。


    しかし、お客様への提案時には、こんな質問をしてみると良いでしょう


    • 「既製品の建具しか使わないのか? 造作建具を扱うことも可能か?」

    • 「造作の建具を選んだ場合、既製品の建具と比べて1枚あたりいくらくらい価格差があるのか?」


    なぜこうした質問をするかというと、お気づきの通り造作の建具の方がデザイン性を自由に作りこめることが多いからです。


    しかも、お客様が希望する家のデザインとの相性が良い場合が多い。だからこそ、デザインにこだわる設計事務所や高級志向の住宅を得意とする施工店は造作建具をよく採用します。


    建具にこだわり、造作でオーダーメイドすることで住宅全体のデザインクオリティが上がるので、造作を選ぶ会社があるのです!


    ただし、造作建具は既製品の建具よりコストアップするケースがほとんど…。


    そこでパックでは「こだわる空間だけ造作建具にしてみる」という妥協点をよくご案内しています。


    予算に余裕がある場合は全造作でもOKですが、そもそも既製品建具と造作建具には、それぞれメリット・デメリットがあります。


    ●既製品の建具


    • 企画・大量生産のため価格が安い

    • 商品として検査・試験されているので比較的壊れにくい

    • デザインやサイズに限りがある

    • 「どこかで見たことある」デザインになりがち


    ●造作の建具


    • デザインやサイズに制限がない

    • こだわれば世界に一つだけの建具ができあがる

    • 一点物のため価格が高い

    • 既製品に比べるとメンテナンス・故障リスクが高い場合もある


    こうした特徴があるため、「造作を使う空間」と「既製品でも良い空間」をきっちり分けることをオススメします。


    もっとも、Amigoとしては既製品の建具だけで全てをまかなうこともあります!なぜかというと、あらためて強調しますが、「既製品か造作か」だけでデザインの良し悪しが決まるわけではないからです。


    建具のデザイン知識とテクニックを応用すれば、既製品のみを使った家でも、造作をフル活用した家以上に魅力的なデザインを実現できるケースがあります。


    では、ここから建具のデザイン知識とテクニックに触れていきましょう!


    ■建具のデザインを統一する


    先ほどお話したように建具には既製品・造作、さらには建具メーカーが数多く存在します。


    実際、お客様とデザインを検討していると


    • 「この部屋にはこのメーカーの建具が合いそう」

    • 「寝室はこっちの建具を使いたい!」

    • 「子供部屋は子供の好きな色を採用してあげたい」


    などなど、いろいろな要望が出てきますよね。


    ただ、一つの空間から複数の建具が見える場合は要注意です。デザインのスキルが高い方なら統一感のないデザイン同士でも上手くバランスをとれますが、かなりの知識とテクニック、そして検討時間が必要になってきます。


    「デザインにあまり自信がない…」「ゴチャゴチャ感は避けたい…」


    そう思うなら、まずは**「一つの空間から見える建具デザインは極力統一する」**というテクニックをオススメします。


    建具のデザイン、というと色や素材のことだけと捉えがちですが、高さや幅、建具の配置関係なども揃えると非常にバランスの良い空間になります。


    デザインを「整理」することで統一感が出て、コンセプトも明確になります!


    ■建具の素材・色を検討する


    建具には本当に多彩な素材があります!


    • 木材

    • 鉄板

    • ガラス

    • タイルや石を貼ったもの


    などなど、既製品建具でも相当なバリエーションがあります。


    色も白・黒といった基本色から、赤・青・黄色、グレー・ベージュまで…選択肢が多すぎて、「何を基準に決めればいいの?」となりがちです。


    先に触れた統一というテクニックをうまく使いつつ、もう一つポイントになるのがコチラ


    「建具を目立たせたいのか、目立たせたくないのか?」


    冒頭でお伝えしたように、建具を設置する「壁」との相性が鍵になります。


    例えば、建具が付く壁が白い壁紙で、さらに建具は目立たせたくないならどうしますか?


    皆さんご存じの通り、壁と似たような色・素材を選ぶことで建具の存在感を消せますよね。


    逆に、造作で凝ったデザインだからこそ建具を主役にしたい場合は、白い壁紙にわざわざ同系統の建具を選ばないでしょう。


    このように、壁と建具をセットで考え、なおかつ目立たせるのかどうかを踏まえて素材・色を決めると分かりやすいです。


    もう一歩レベルを上げるなら、壁一面だけでなく3次元空間全体としてのバランスも検討してみてください。


    • そもそも壁や床、天井などが既に特徴的な素材の場合、建具も派手にするとゴチャゴチャした印象に…。

    • シンプルなスタイルを目指しているなら、建具は目立たせない方がスッキリ。

    • また、他のパックでお話しした「ピンタレストで集めた画像」などを参考に、お客様の望む仕上がりをしっかりイメージしておくのも有効です。


    家づくりにおいて、建具(室内ドア)は空間の印象や機能を大きく左右します。


    建具の選定時に押さえるべきポイントは多々ありますが、それらを理解することが理想的な住宅をつくるうえでとても大事です。


    • 建具は壁と合わせて考える

    • 既製品と造作、それぞれのメリット・デメリットを理解して予算に合わせた最適解を選ぶ

    • デザイン・素材・色を統一するかどうかで空間全体の印象が変わる


    こうした視点を持ち、お客様への提案に生かしていただければと思います。


    今回のパックでは「建具の選び方とデザイン」に関する基本を皆さんにお伝えしました。


    後半(続編)ではさらに具体的なテクニックや考慮点について深掘りしていきますので、そちらもご期待ください!


    今回のパックでご紹介したテクニックや、皆さんご自身で考え出した工夫などがありましたら、ぜひTwitterやInstagramでAmigo小池をメンションして情報発信をしてみてください!


    「自分の情報なんて誰も求めていない…」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません!!!


    私Amigo小池も、最初は「自分の知識なんか誰に必要とされるのか?」と思っていました。


    しかし、こうして情報発信することで、同じ価値観や考えを持つ人と出会えるようになったんです!


    フォロワーが増えると、アンチも出てきますがそこはスルーでOKです。


    私達は「人の考えは様々」というスタンスなのでアンチをブロックはしていませんが、皆さん自身が気になるならブロックで問題なし!


    私達の情報が間違っている!と批判する方もいますが、それは単にその方の価値観が私達と違うだけの話。


    多くの意見・情報が集まることで、より良い建物が生まれると私達は信じています。


    もっとも、個人的にはアンチは好きじゃないですけどねwwww

  • ★【実施】家造りのための浴室メーカー大解剖!あなたの理想のバスルームを見つけよう

    浴室に関してプロとして活躍している皆さんへ!


    アミーゴ小池です!!


    今回は『浴室のメーカー選定』に関して深堀りしてお伝えします。


    建築において、浴室は単なる機能的な空間ではなく、居住者の日々の生活にリラクゼーションや快適さを提供する重要な場所です。


    そのため、選定するメーカーや商品には慎重な配慮が必要です。


    この記事では、建築プロフェッショナルとしての視点で浴室のメーカー選定に役立つ情報を提供します。


    浴室メーカー選定の基本プロセス


    浴室メーカーを選定する際には以下の手順を基本としてお勧めします。


    1. 候補メーカーのリストアップ


    複数のメーカーの公式サイトを確認し、取り扱い製品のデザイン、性能、特徴を把握します。


    2. 施工会社の標準仕様と適合性確認


    現在契約中の施工会社で取り扱い可能なメーカーや商品を確認します。


    この時、各メーカーの商品が標準仕様に含まれるかどうかを確認することが重要です。


    3. 掛け率と価格の比較


    同じ商品でも、施工会社ごとに掛け率が異なるため、コスト効率を考慮して比較検討します。


    4. デザインと機能の優先順位を整理


    選定候補の商品がデザイン性、機能性ともにプロジェクトの要件を満たすかを確認し、最終決定を行います。


    ユニットバスを扱う主要メーカー


    以下は、日本国内で人気のユニットバスメーカーです。


    1. LIXIL株式会社


    公式サイトはこちら


    • 主力商品


      スパージュ


    • 特徴


      ワンランク上のリラクゼーション機能を搭載し、肩湯など独自機能が魅力。


    2. パナソニック株式会社


    公式サイトはこちら


    • 主力商品


      リフォムス


    • 特徴


      乾式工法で防水性と保温性が高く、カビ防止機能も充実。


    3. TOTO株式会社


    公式サイトはこちら


    • 主力商品


      サザナ


    • 特徴


      “ほっカラリ床”のクッション性が人気で、清掃性と安全性が高い。


    4. タカラスタンダード株式会社


    公式サイトはこちら


    • 主力商品


      インペリオ


    • 特徴


      ホーロー素材を使用し、高い耐久性と清掃性が魅力。


    5. クリナップ株式会社


    公式サイトはこちら


    • 主力商品


      アクリアバス


    • 特徴


      滑りにくい床材と清掃が簡単なヘアキャッチャーが特徴。


    6. トクラス株式会社


    公式サイトはこちら


    • 主力商品


      every MINIMAL TYPE


    • 特徴


      人造大理石バスタブを使用し、美しさと耐久性を両立。


    高級ユニットバスメーカー


    高級志向のプロジェクトに最適なメーカーを紹介します。


    1. Artis(アルティス)


    公式サイトはこちら


    • 特徴


      オーダーメイド対応のモダンで高級感のあるユニットバス。


    2. ダイワ化成


    D-style公式サイト


    • 特徴


      ホテルライクなラグジュアリーデザインが特徴。


    3. 株式会社アステック


    公式サイトはこちら


    • 特徴


      ラグジュアリーでカスタマイズ性の高いユニットバス。


    浴槽のみを扱うメーカー


    在来浴室向けに浴槽を提供するメーカーをいくつか紹介します。


    1. LIXIL株式会社


    公式サイトはこちら


    2. TOTO株式会社


    公式サイトはこちら


    3. サンワカンパニー


    公式サイトはこちら


    シャワー関連メーカー


    在来浴室のシャワーデザインに特化したメーカーの紹介です。


    1. hansgrohe(ハンスグローエ)


    公式サイトはこちら


    2. GROHE(グローエ)


    公式サイトはこちら


    3. KVK


    公式サイトはこちら


    まとめ


    浴室の選定は、住宅全体のクオリティに大きく影響を与える重要なポイントです。


    メーカー選びではデザイン、機能性、そしてコストをバランスよく考慮することが大切です。


    もし新たな情報や気になるメーカーがあれば、ぜひTwitterやInstagramで#Amigo小池を付けてシェアしてください。


    一緒に業界の情報をアップデートしていきましょう!


  • 近隣問題を一発解決 建築コンサルが教える意外な対処法!

    注文住宅の建築現場では、近隣住民とのトラブルが発生することがあります。


    特にクレームがエスカレートすると、工事の遅延や追加費用が発生する可能性もあり、慎重な対応が求められます。


    今回は、工務店が近隣トラブルを防ぐために実践すべき4つの対策について解説します。



    新築や建て替えの際、工務店は事前に近隣住民の情報を把握しておくことが重要です。


    具体的には以下の方法があります。


    • お客様に確認する


      • 「近隣にトラブルを起こしやすい方はいませんか?」と聞く。


      • 「過去に近隣トラブルがあったことはありますか?」と尋ねる。


      • 近隣の雰囲気や、注意が必要な住民がいるかを把握する。


    • 不動産業者に確認する


      • 土地の仲介を行った不動産業者に、近隣住民の情報を聞く。


      • 地元の不動産業者であれば、地域の事情をよく知っている可能性が高い。


    この情報収集を行うことで、事前に対策を講じることができます。



    着工前の近隣挨拶は、トラブルを防ぐ上で非常に重要です。


    ただし、単なる形式的な挨拶ではなく、以下の点を意識しましょう。


    • 近隣住民に納得感を持たせる伝え方


      • 「工事中に発生する音や粉塵は最小限に抑えるように努めます。」


      • 「皆さまの建物を建てたときと同じように配慮して工事を進めます。」


      • 近隣住民が過去に経験した工事の影響を想起させ、理解を促す。


    • 資料を配布する


      • 「何かあればこちらにご連絡ください」と明記した連絡先付きの書類を渡す。


      • 口頭だけでなく、書類として渡すことで後々の誤解を防ぐ。



    近隣住民からのクレームが発生した際、工務店の対応が重要になります。


    • 直接交渉をさせない理由


      • お客様と近隣住民が感情的に対立する可能性がある。


      • 話し合いがヒートアップすると、関係修復が困難になる。


      • 「お互い様」という意識を持たせるためにも、工務店がクッション役となる。


    • 対応方法


      • 近隣住民からクレームを受けたら、工務店が一次対応を行う。


      • すぐに解決策を提示せず、一度持ち帰って慎重に対応を検討する。


      • 必要に応じてお客様と相談し、適切な解決策を講じる。



    工務店は建築のプロであり、近隣との法的な交渉を行う立場にはありません。


    特に、以下のような要求には注意が必要です。


    • 要望がエスカレートするケース


      • 「建物の窓の位置を変えてほしい。」


      • 「目隠しの塀を設置してほしい。」


      • 「工事を完全に止めてほしい。」


    • 法的リスクを回避する


      • これらの要求を工務店が交渉すると、法的トラブルに発展する可能性がある。


      • 交渉が必要な場合は、弁護士やお客様自身に対応してもらう。


      • 工務店は「伝書鳩」にならず、中立的な立場を保つ。



    近隣トラブルは、工務店にとって避けられない課題ですが、事前に適切な対策を講じることで、大きな問題に発展するのを防ぐことができます。



    1. 事前に近隣住民の情報を収集する(お客様・不動産業者に確認)

    2. 工事前の近隣挨拶を徹底する(資料を配布し、誤解を防ぐ)

    3. 近隣住民とお客様を直接会話させない(クッション役を担う)

    4. 近隣との交渉は工務店が行わない(法的リスクを回避する)


    この4つを意識することで、工事のスムーズな進行と工務店の信頼性向上につながります。ぜひ、自社の業務に取り入れてみてください!