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  • ★【見積り調整】見積りオーバーに直面したら?注文住宅での賢い予算調整テクニック②

    家の見積りに関して建築オーナー任せにされがちな建築のプロの皆さん!!


    アミーゴ小池です!!


    今回は『予算オーバーの基礎の続編』に関してです!


    見積りは本当に大切です…


    クライアントの家の見積りをしっかり確認してください!


    前回の見積りの基礎編では、予算オーバー時の精神的なコントロールや対策を学んでいただいたと思います。


    今回のパックは予算オーバーの基礎の続編として、さらに具体的な内容をお知らせいたします。


    そして、このパックは見積り提示を受ける前と、見積り提示後の両タイミングで読むことをおすすめいたします。


    次にご紹介する【優先順位を検討する】では、提示を受けた直後と、値下げ提案をされた後とではクライアントの優先順位が変化している場合があるため、必ず2回ご覧いただくと良いでしょう。


    ■優先順位を検討する


    前回パック(予算オーバーの基礎編)でお知らせしたように、クライアントに実施設計で追加要望をまとめてもらった【見積り調整ファイル】があるかと思います。


    その中の全ての要望項目を、クライアント自身に【残したい優先順位】としてランキングしてもらってください。


    最も残したい項目を1位、減額対象にできそうな(優先度が低めの)項目を数字が大きい順…といった形です。


    この際、家づくりでもよくあるのですが、ご夫婦それぞれで優先度が異なることも本当に多いため、まずは個別でランキングを作っていただき、あとでご夫婦間の意見交換をして最終的な優先度を決めるよう促してください。


    家づくりはご夫婦のお住まいです。


    外部からの評価や資産価値も重要とはいえ、お二人自身が納得できるプランにしないと、後々大きな不満につながります。


    見積り調整は「ターニングポイント」です。


    ここでのやり取りによって家の仕様がほぼ決定してしまうため、中途半端な譲歩や検討不足がないよう、ぜひとも後悔のないようにしてあげてください。


    次に、プロとしてサポートすべきは、クライアントが付けた優先度に沿って「減額できる金額」を示すことです。


    どれを削ると何万円・何十万円・何百万円が減るか、見積りの内訳を一緒に見ながら一括で集計し、さらに専門的なアドバイスも行います。


    減額金額をまとめたうえで、提案を受けたり再検討をしてもらってください。


    とくに、プロ側からの減額提案を一切しない「クライアント任せ」状態はいただけません。


    お客様が初めての家づくりでご苦労されている中、プロとしては、


    • デザイン性を落としすぎない減額案

    • 性能を落としすぎない減額案 を提示することをまず心がけたいものです。


    そのうえで、予算とのすり合わせがどうしても厳しい場合には、より大きな項目の絞り込みについて一緒に考えていきましょう。


    細かな提案事例は別のパックで詳しく解説しますが、提案の仕方によってクライアントの満足度は大きく変わります。


    ■今なのか? 後なのか?


    見積り調整をしていると、多くのクライアントが「完璧な家」を求めようとします。


    しかし、完成した瞬間から変更の余地が一切ない家が「完璧」だ、という認識は少し危うい部分があります。


    家というものは、住まわれる方のライフステージ変化に合わせてメンテナンスやリフォームで変化していく性質があります。


    だからこそ、今すぐ必要な項目と、将来的に必要になる項目を仕分けし、今後の予算配分を検討することも大事な考え方です。


    • 今回の工事で絶対に採用すべき項目


      今すぐ必要であれば、後回しにするデメリットが大きい場合が多いです。

      2~5年以内に必ず実施するような項目なら、後でやり直すよりは今回の本体工事に含める方がトータルコストは下げられます。


    • 引き渡し後に工事を行っても良い項目


      例えば余暇活動系のグレードアップや趣味的なスペース、現時点では必須でない子ども部屋など、どうしても予算が厳しい場合は後回しにして工事費を抑えるやり方が有効なケースがあります。


    とはいえ、この「先送り」はあくまでやむを得ない最終手段と考えるのがおすすめです。


    オサックを通してクライアントが検討に検討を重ねてきた項目を、不本意に先送りすると後悔する可能性が高いからです。


    クライアントが「これは正直やりすぎかも」と感じる項目や「完全に趣味枠だけどすぐには使わない」ものに絞り、先送りを検討していただくよう誘導してください。


    ■掛け率とは?


    建築業界では「定価」「問屋からの掛け率」という仕組みがあります。


    • “定価” とは、カタログやショールームでエンドユーザー(一般施主)が目にする希望小売価格。


    • 実際、施工店は問屋・商社を通して “掛け率” をかけた価格で材料や設備を仕入れます。


    たとえば、定価200万円のキッチンを、掛け率0.5(50%)で仕入れている施工店は、実質100万円で入手可能です。


    そこに運搬や施工工事費、利益を乗せてお客様へ見積りを出すわけです。


    注意点(1)

    施工店ごとに掛け率は異なります。

    年間300棟レベルの量を扱う施工店と、年間10棟程度の施工店では問屋や商社からの掛け率が違いますし、標準仕様に設定して大量一括購入している商品ほどさらに安い掛け率で仕入れられる場合が多いです。


    注意点(2)

    「ネット商品」は掛け率が使えない。

    たとえばサンワカンパニーやアドヴァン、ツールボックス、イケアなどは定価と施工店の仕入れ価格が同じことがあります。

    掛け率が一切効かないため、定価が同額でも他メーカーに比べて安く買えるわけではないのです。

    「定価がリクシルと同じだから差額ゼロ」とは限らない、という理解が必要です。


    ■VE と CD の違い


    見積り調整の際、「VE(Value Engineering)」と呼ばれる作業と「CD(Cost Down)」と呼ばれる作業が混同されがちです。


    建築業界では、以下のように認識されることが多いです。


    • VE性能やデザイン性を大きく落とさず、代替え商品などを模索して減額すること。


    • CD性能やデザインのクオリティを下げても、とにかくコスト削減を優先すること。


    極端な例としては、


    • VE:お客様が希望している設備と同等の性能・デザインを持ちつつ、仕入れルートや掛け率で安くなる同グレード別メーカー品を提案


    • CD:性能もデザインも丸ごと妥協して価格だけを大幅に下げる別品を提案


    施主はもちろん、建築のプロにもこの違いを丁寧に説明しながら提案すべきです。


    もともとハイグレードな設備を希望されている場合、CDで大幅に落とすと大きく趣旨が変わりますし、クライアントの満足度を損ないかねません。


    VEといいながら実際はCDを連発するプロが少なくないため、プロ同士でも「これは本当にVEか?ただのCDでは?」という意識をもちましょう。


    いかがでしょうか。


    見積り調整の時期は大変でストレスフルですが、ここを丁寧に乗り切ることでクライアントの理想と予算を両立した家を実現できます。


    しっかりとサポートし、後悔しない家づくりを目指していきましょう!

  • 本当の『標準仕様』を造る方法【後半】


    自社の標準仕様が完璧!と思っている皆さん!!

    アミーゴ小池です!!

    今回は『標準仕様』に関してです!

    標準仕様を適当に作成していると利益と成約率が上がりません…

    この極意を極めると劇的に業務が楽に!




    ■自社の顧客の分析を行う


    一般的に、工務店に訪れるお客様は、その年齢、家族構成、予算、希望面積、デザイン、性能など様々な要素を持っています。


    神経質に分析すれば一人として同じ要望や家族構成、予算などのお客様はいません!


    これら自社に訪れていただいたお客様はすべて、我々が提供する商品やサービスがどのようなものであるべきかを示す貴重な手がかりです。


    しかし、これらのデータがただ存在するだけでなく、それらを分析し、理解することが我々のビジネスを次のレベルに引き上げる鍵となります。


    ポイントとなるのは現在から過去5年間のお客様を分析することです!


    え?5年も前のお客様の資料なんてないよ…

    ただ来店いただいたお客様なんてアンケートとってないよ…


    上記のような工務店さんが多いのですが、出来る限りの資料を見つけて調査し整理し来店いただいたお客様を理解していただきたいのです!


    まず、お客様の年齢や家族構成を理解することは、その人たちが何を求めているか、どのような生活を送りたいと考えているかを理解することにつながります。


    例えば、若い夫婦や子育て中の家庭は、安全性や教育環境に重きを置くかもしれません。


    一方、高齢な夫婦は、利便性や介護を求めることが多いでしょう。


    これらの情報を把握することで、我々はよりターゲットに合った商品やサービスを提供することができます。


    仮に皆さんの会社に過去5年間で高齢な夫婦が多く来社いただいているのであれば、高齢者に好まれる会社の特性があるという事です!


    上記のように『なぜ今までのお客様は自社に訪れてくれたのか?』を認識することが重要なのです!


    また、お客様が設定する予算や希望面積、デザイン、性能などの具体的な要求も重要な情報源です。


    これらを適切に分析することで、別パックでお知らせしたようにweb調査をしたように今現状でターゲットエリアで販売されている注文住宅の価格と自社に訪れて希望された金額の動向を確認することが出来ます!


    さらに、過去5年間のお客様とのトラブルを詳細に調査することは、自社の運営状況を客観的に評価するための有効な手段です。


    顧客満足度を向上させるためには、問題を明確に認識し、それを解決するための策をまずは、過去5年間に自社を訪れた顧客の年齢、家族構成、費用、希望エリア、デザイン、性能、顧客トラブルなどの情報を調べてみましょう。


    トラブル内容に関しては自社での損金を軽減するなどにも役立ちますが、ここでは『標準仕様』を変更することでトラブルを回避できないのか?と言う事を考えてください!


    変な表現ですが、トラブルは最も重要な情報です!


    トラブルを解決することで顧客満足度を上げる事が出来ると共に皆さんが提供する建物のクオリティをターゲットエリアで高める事も出来ます!


    お客様とのトラブルを未然に防ぐために、過去の事例を分析し、その原因と対策を見つけ出すことも大切です。


    設計・施工業務でよく起こるトラブルの一部としては、完成予定日の遅延、予算超過、品質に対する不満などが挙げられます。


    そのために今皆さんが検討している『標準仕様』を完璧にすることである程度のトラブルを解決に導く事も出来ます!


    まだ、標準仕様でトラブル回避になる意味が理解できていない方が多いと思いますので参考例をお知らせ致します。

    ■完成予定日の遅延

    標準仕様を作成し、それぞれの仕様を明確に顧客に説明し、顧客の理解が深まる事で設計期間の短縮と工事中の素材や設備の認識違いを軽減できます。


    ■予算超過

    標準仕様を魅力的に表現できれば顧客は標準仕様からだけで家の仕様を選択してくれます。

    予算超過はオプション工事や標準仕様から逸脱した商品を顧客が選んだ場合に多い為、標準仕様を魅力的に表現できるように言語化に努めてください!


    ■品質への不安

    標準仕様を明確に言語化し、説明することを顧客に擦り込む事が出来れば品質に関してのトラブルは軽減できます。

    施工不備などに関しても、特殊な仕様を標準仕様に採用しない事で対策をすることも可能です!


    このように自社に来た事がある御客様の情報または、トラブル内容から今までの作業で選んだ標準仕様が本当に良いのか?を再度検討し、更には改善に努めてください!


    ■来社してほしい顧客を設定する


    上記で『自社に来た事がある御客様の情報』を分析しましたが、ここからの内容は今から新しい標準仕様を作った場合に皆さんが来社してほしいお客様を想定して作成した標準仕様が適切なのか?を考える項目です。


    今回のパックを購読いただいている方の中では先にお知らせした自社に来た事がある御客様と同じお客様を今後も狙い続ける会社もあれば、別の顧客を設定する会社もあると思います!


    どちらのパターンであったとしても必ず、来社してほしい顧客を想定して考えてください!


    標準仕様を設定する事において来社してほしい顧客を想定し、その要望を理解することが極めて重要です。


    なぜなら、それが商品の成功を左右するからです。


    商品の開発にあたっては、顧客のニーズやライフスタイルを理解し、それに合致した商品を提供することが求められます。


    この『来社してほしい顧客』を決定して商品を開発する方法は建築だけの話ではないです!


    近年は多くの商品が、このように顧客を決めて商品開発を行う手法を取り入れています!


    チョッと勉強した事がある人であれば多くの方が御存じだと思いますが、マーケティングの『ペルソナ』という手法です!


    調べ出すと小難しいですし、建築用語で教えてくれないのでココでは建築に落とし込んでペルソナをご説明致します。


    結論から言うと、コチラ!


    一組のお客様を想定するべし!


    え?多くのお客様に対して受け入れられる標準仕様を造るのに一組のお客様って矛盾してない?って思いますよね。。。


    しかし、今までの方法だとお客様を『ターゲット』として捉えて、標準仕様を設定していました。


    例えるとコチラのようにです。


    30~40代の夫婦で建物は2500~3300万円程度、木造2階建てが多く、自然素材を好む人が多い。


    上記は『ターゲット』を設定しているだけなのですが、これでは具体的にどのような仕様にしたらいいのか分かりません…


    しかしペルソナはモット具体的に設定するのです。


    夫:35歳 美容室の経営者 年収1200万円 趣味は登山 

    妻:32歳 専業主婦 趣味はガーデニング

    息子:3歳 よく体調を崩す ボールが大好き

    娘:0歳 夜泣きが酷い


    車はステップワゴンと軽自動車を所有


    自転車は2台(将来的には4台) 


    外食は少なく、妻が家で食事を作る事が多い。

    休日は家族でキャンプや登山など自然に触れ合う遊びを好む。

    ブランド志向はないが、良い物を長く使いたいタイプ。

    家族を大切に考えている夫婦。


    上記のように実際にいる家族でなくても構わないので一組のお客様を設定してください。


    ココまで話を聞いている途中で…


    経営などをシッカリ勉強している皆さんの中には『ペルソナなんて古いんだよ!』とご存じの方も多くいらっしゃると思います!


    そうなんです…ペルソナは既に時代遅れと言っても過言では無いのです…


    どうしてペルソナが時代遅れと言われるかと言うと、現在ではインターネットやSNSさらにはAIの進化により多くの商品やサービスがお客様一人一人に対応できるようになってきたからなのです…


    上記で御紹介した『ターゲット』や『ペルソナ』の設定による商品開発は既に時代遅れでインターネットやSNS、更にはAIを使って来社いただいたお客様に合った接客や商品を提供しなければならない時代になっているからなのです!


    しかし!!!


    今回の標準仕様の設定ではペルソナを使い『来社してほしい顧客』を設定することで、今まで行っていたような『ターゲット』では、こんな感じ?というフワっとした標準仕様しか設定できませんでしたが、『来社してほしい顧客』を設定すると【この人達ならコンナ仕様を好むでしょ!】と具体的な項目まで判断することが出来ると共に、【巾木や窓台もこのタイプが好きじゃないかな?】のように詳細部分まで考える事が出来ます!


    今までは不特定多数に受けるようにしか設定できなかった標準仕様が『来社してほしい顧客』を設定することで、より具体的な標準仕様を考える事が出来るという事です。


    更に、希望面積や予算といった具体的な要素を把握することで、顧客が求める住宅を具現化することができます。


    顧客の視点を持つことで、彼らが何を望んでいるのか、どのような価値を求めているのかを理解し、それに応える商品を開発することができます。


    そして付け加えるのであれば、古臭くなった『ターゲット』や『ペルソナ』だけではなく前半の標準仕様のパックではインターネットを使って皆さんがお仕事をしている地域での建物の費用や面積・デザインの傾向を調べていただきましたよね?


    更に今回お知らせしているように今まで皆さんの会社に来ていたお客様の分析もするようにお願いしましたよね?


    このようにペルソナとwebを一緒に考える事が重要なのです!


    少々面倒に感じるかもしれませんが、絶対にコノ方法を行えば間違いない!なんて調査方法やマーケティングの方法なんてありません!


    成功した人が行っていた調査方法やマーケティングを真似る事も重要ですが、皆さんの会社の特徴も踏まえて標準仕様を設定することが本当に大切です!


    そして、上記のように『来社してほしい顧客』の設定とwebを使って調査した中で重要なのが『世帯年収』です!


    皆さんがドンナに良い標準仕様を作成したとしても、来ていただけるお客様の年収が低くて契約に繋がらなかったら意味が無いですよね?


    だからこそ皆さんの会社に今まで来社していただいたお客様の年収と今現状で皆さんが仕事をしているエリアでのお客様が購入している建物金額の把握が重要だったのです!


    ■モデル図面から詳細積算を行う


    ココまでの項目で皆さんが仕事をしているエリアのお客様が求める面積・デザイン・金額の把握と今まで皆さんの会社に来社いただいたお客様の調査、更には来社いただきたい顧客の具体的なモデルを想定していただきました。


    上記の項目を行い、皆さんが考える標準仕様を組み立ててください!


    ポイントとしては上記の事柄から下記を意識しながら仕様を考えてください。


    ・デザインコンセプト

    色合いや質感などを集めたピンタレストやweb検索して調査した結果からデザインの方向性が狂わないように注意しながら選択してください。


    ・施工面積

    web検索にて調査した結果や皆さんの会社に来社したお客様、更には引渡し済みのお客様がドノ程度の広さの建物を希望しているのかを考えて仕様を選択してください。


    ・ペルソナ視点

    来社してほしい顧客をイメージして詳細に関しても詳しく考えて仕様を選定してください。

    今まで使っていた仕様だから…という選択方法ではなく、来社してほしいお客様なら、どんな仕様を選ぶのか?と言う事を考え、全ての仕様に関して言語化できるように努めてください。


    上記のように仕様を組み立てられたら下記の順番で皆さんの会社の詳細積算を行ってください!


    ①調査結果から導き出された施工面積・階数と同等面積の過去の設計図面を探す。

    ②新しく作り出した標準仕様で積算を行う

    ③出てきた工事費用の『原価』と皆さんの会社の『利益』を足した金額が調査した顧客の予算金額と合致しているかを確認する。

    ④上記③で合致していない場合は再度、標準仕様を選定をやり直す。


    上記を繰り返して『調査した顧客の予算金額』と『原価+利益=お客様への提示見積り金額』が同様になるようにすることが重要です。


    今回のパックを購読いただいている方は【利益】を意識して、年間棟数と経費や人件費などを考慮して経営しているかとは思いますが、工務店経営者の中には【利益】ではなく【売上】を意識してしまう方も多くいます。


    下請け業者さんへの支払いなどに追われる事が多い工務店業の場合は売上を意識してしまうのも分かりますが、標準仕様では必ず【利益】をシッカリ確保した仕様を構築することが重要です。


    新しく作った標準仕様が前の標準仕様よりも利益が少ない商品になってしまったのであれば年間棟数を増加させるように会社のブランディングや営業、更にはSNS対策を行わなければならないですし、利益が高い標準仕様が設定できたのであれば一人当たりのお客様への対応時間やサービスメニューを充実させる事が出来る可能性があります。


    このように、カッコいい標準仕様!!売れる標準仕様!!流行りの標準仕様!!と言うだけでは経営は勿論ダメで、利益が出なければ意味がないですよね?


    面倒なモデル図面での積算を繰り返す事になりますが、プロの皆さんであれば行えると思います!


    ■実際の顧客に提案する


    これまでの工程をクリアして皆さんが作り上げた新しい標準仕様が完成したわけですが、実はまだ完全では無いのです…


    表題の通り、皆さんが作り上げた新しい標準仕様を実際に皆さんの会社に来社いただいたお客様にプレゼンテーションしてください!


    プレゼンの際に重要なのが、今まで皆さんは細かい調査を行い、標準仕様の細かい部分まで考えて作り上げているので自社の標準仕様の特徴を分かりやすくお客様に説明してください!


    ここで注意が必要なのは競合他社より優れている!や、自社だけの特徴である!などを強く意識するのではなく、今まで考えてきた事を具体的に分かりやすく説明するだけで良いのです!


    シッカリと説明することが出来れば競合他社との差別化にもなりますし、自社だけの特徴であることはお客様に伝わります。


    重要なのが分かりやすく、標準仕様への熱意を説明できるか?と言う事です!


    多くの施工店や設計事務所が自社の標準仕様をA3の紙や自社に置いてあるサンプルだけを眺めてもらって終わり…と言う事が多いですが、それではダメです!


    ナゼこの外壁材を選んだのか?

    ドウシテ標準仕様の床材を選んだのか?

    ドノヨウニシテ標準仕様が出来上がったのか?


    上記の項目を明確にして話してください!


    例えば。。。


    弊社の外壁材はシンプルな外観と低予算を実現する為に〇〇のサイディングを様々な色合いから選択できるように考えています。

    このサイディングはデザインがシンプルな事も重要ですが、厚みもあり薄く安いサイディングよりも耐久性があります。

    更に弊社で、このサイディングを選んだ最大のポイントがサイディング同士の繋ぎ目です。

    シンプルなデザインのサイディングは他のメーカーでもあるのですが、繋ぎ目が目立ちにくいサイディングは〇〇のサイディングだけだったので弊社の設計と施工技術であればより良い建物が建てられると考えて選びました!


    どうでしょうか?


    ナゼ、ドウシテ、ドノヨウニシテを含んで標準仕様の説明をすることで聞いている皆さんもチョット気になる外壁材だと思えませんでしたでしょうか?


    更に熱意が伝わったと思います。


    上記のように来社いただいたお客様にプレゼンテーションを行ってほしいのですが、プレゼンを完璧に行った後にシッカリとお客様を観察していただきたいのです!


    シッカリ考えた新しい標準仕様と完璧なプレゼンテーションを行ったにも関わらずお客様の表情が硬い…または契約にならなかった…などの場合です。。。


    このような状況はプレゼンテーションが悪かった事も考えらえれますが、お客様に新しい標準仕様の何がダメだったかを聞いてみてください!


    生のお客様の声は大変貴重です!


    この行動を最低半年から1年間は続けてください!


    多くのお客様から御意見を頂戴したら再度標準仕様を考察することがポイントになります。


    本当に面倒ですが、途中でお知らせしたように現在では御客様毎に商品をカスタマイズできるのが当たり前の世の中なのです…


    だからこそ、業務が楽になる標準仕様もコマ目に変更することが重要です。


    ■半年に一度に実行


    最後に新しい標準仕様を来社いただいたお客様にプレゼンし、成約できるようになったとしても必ず半年に一度は標準仕様のカスタマイズを行ってください。


    今までのように何年も同じ標準仕様で同じような建物を造って生きていけるような甘い業界では無くなってきております…


    上記のように建物の形や仕様を変えずに建築業界を生き抜けるのは大手の会社だけです…


    大手はブランド力があるので大手のデザインや仕様を好きになって契約する御客様はいます。


    しかし私達のような中小企業は大手にブランド力では勝てない為、お客様毎にカスタムできて、顧客満足度が上がる商品を造り続ける事で初めて自社の強みを出す事が出来るのです。


    更に、ココまで読んだ方の中には「そもそもカスタムすることが一般的なら標準仕様なんて造る必要ないのでは?」と思われる人もいるかもしれません…


    上記のような考えが実は最もヤバイのです…


    建築業界は変化や進化が本当に遅い業界です。


    FAXや電話がマダマダ主役で使われており、変化する事を望まず、むしろ変化を拒む事が多いように感じます。


    しかし!!


    今後は必ず変化した会社が勝ちます!


    スマートフォンにITの登場、SNSブームにAIの誕生と多くの業界は時代の流れに対応して経営をしてきました。


    それでも廃業する会社は、いつの時代でも出てきます。


    その多くの場合が時代に付いていけずに倒産するという事が多いです。


    建築業界にも時代の波は確実に来ております。


    AIが私達一人一人が使える時代です。


    設計図面をAIが作成する時代はすぐそこに来ています。


    AIが見積りを作成してくれる時代がすぐそこに来ています。


    お客様に適切な物件をAIが紹介する時代がすぐそこに来ています。


    標準仕様は皆さんの会社の業務効率を上げるために必ず必要な仕様ですが、今現在の早い流れの時代に合わせて、半年ごとに見直す事を強くお勧め致します。


    如何でしたでしょうか?


    3つに渡った長いパックの内容でしたが、ご理解いただけましたでしょうか?


    ご希望であれば途中段階であったとしても有料になりますが、個別コンサルを2時間で2万円のオンライン打合せも可能なので是非とも皆さん独自の標準仕様を作成してくださいね!

  • ★【現場①】配置を間違えたら夢の家が崩れる!正しい配置の確認法

    家の配置計画をお客様任せにしていませんか?


    アミーゴの小池です!!


    今回は「配置のチェック方法」について解説します。


    配置計画は本当に重要…プロとして、お客様が現場確認を行いやすいようサポートし、トラブルを未然に防ぐためにも、押さえておきたいポイントをお知らせします。


    なぜ「配置」のチェックが重要か


    • 配置のミスは致命的


      • せっかく設計図で完璧に検討していたとしても、現場の配置がズレているだけで計画通りの建物ができず、取り返しのつかないトラブルに発展することがあります。


      • 場合によっては基礎の全撤去や形状変更といった大掛かりな対処が必要になるケースも。


    • お客様も検査しやすいポイント


      • 施工の初期段階(地縄張り)であれば、メジャーなど比較的簡単な道具でお客様自身もチェック可能。


      • プロが正確に作業していれば問題ないはずですが、ダブルチェックをお客様に促すことで、「自分の建物は自分で見守る」という安心感を提供できます。


    用意するものとタイミング


    用意するもの


    1. 配置図

    2. 基礎図・平面詳細図

    3. 三角スケール

    4. メジャー(コンベックス)

    5. スマホ(写真撮影用)

    6. フリクションペン(赤・青)


    タイミング


    • 地縄が張られたあとから基礎着工の前まで


      • 地縄張りが終わり、お客様が現地確認できる期間に案内・説明を行う。


      • 余裕があれば1~2日程度とって、お客様の都合に合わせて現場を見てもらえるよう調整すると良い。


    地縄張り(じなわばり)の役割


    • 建物の“下書き”


      • 現場で道路境界や隣地境界、境界ポイントを使って、実際に建物がどの位置に配置されるか糸や縄でマーキングする。


    • プロが行う作業をお客様がダブルチェック


      • ここで大きくズレていると取り返しがつかない。


      • お客様に地縄の確認をしてもらうことで「自分の家の位置を目で体感」してもらう重要な工程になる。


    チェックの流れ:プロからお客様へのガイド


    1. 境界ポイントの再確認


      • 以前の解体や整地でポイントが壊れたり紛失していないか。


      • 地縄位置の基準が合っていなければ、そもそも正しい配置にならない。


      • 写真(SNS投稿)で記録してもらうよう案内。


    2. 寸法の確認


      • 配置図をもとに、建物の壁芯から境界線までの寸法をお客様に計測してもらう。


      • 一般的には「壁芯で何m」という表記だが、会社によっては「外壁まで○○m」で記載している場合もあるので注意喚起を。


      • 微妙なズレ(数cm以内)であれば施工誤差や計測誤差の可能性が高いが、大きな違いがある場合は直ちに再調査。


    3. 法的なギリギリ寸法のチェック


      • 民法の離れ500mm:隣地境界から外壁まで最低でも500mm確保が必要。


      • 斜線制限に影響する部分:敷地・道路形状などでセットバック等が必要な箇所が正確か。


    4. お客様が撮影・記録


      • 写真をSNS(Instagramなど)に投稿、担当者・チームと情報共有してもらうよう促す。


      • 「配置が合っているか心配…」という不安を解消する資料になる。


    アドバイスと注意点


    • お客様への説明は簡潔に


      • 境界ポイント~地縄の距離をチェックするだけで良いことを明確に案内。


      • 法的な寸法(民法500mmなど)をわかりやすく補足する。


    • 数cmの誤差は状況次第


      • 平面図や配置図で壁芯・外壁の取り方が異なる場合がある。


      • 測り方の誤差や地面の凹凸などがあるとズレが出る。


      • 大幅な狂いなら即再測量が必須。


    • 地縄を長く放置しない


      • 天候や人の往来でズレたり、境界ポイントが動く可能性あり。


      • できるだけ早く写真撮影と確認を済ませ、次工程にスムーズに移れるよう配慮。


    まとめ


    1. 地縄張りは建物配置の“下書き”


      • ここがズレていると、どんなに設計が完璧でも計画通りに建たない。


    2. お客様にも簡単にチェックできる


      • メジャーで境界ポイントから地縄まで測るだけ。


      • 微妙な寸法違いがあったら撮影・図面上に書き込み→プロに連絡。


    3. 法的遵守 & 施工スムーズ化


      • 民法離れ・斜線制限など、ギリギリを攻めるプランでは特に注意が必要。


    4. SNS活用で共有


      • お客様に写真をInstagram等へアップしてもらい、プロが確認。


      • 記録が残り、将来的な資産価値にもプラスの情報となる。


    お客様自身で地縄がどのように張られているかを確認するのは、施工トラブル予防だけでなく「これから建つ家の大きさや位置」を体感できる貴重な機会です。


    プロとしてはその工程を丁寧にサポートし、安心感を与えましょう。

  • ★【契約前】あなたの家造りに最適な工法はどれ?費用と性能を考慮した決定方法①

    アミーゴ小池です!


    今回は「契約前の照明計画」についてお話しします。


    工務店のプロとして、施主様の理想を実現するためには、契約前にどれだけ施主のニーズを引き出し、適切な提案ができるかが重要です。


    照明計画は、住宅のデザイン性や機能性を大きく左右しますが、多くの場合、契約後に詳細を詰めることが一般的です。


    ここでは、契約前に照明計画を施主様とどのように確認し、トラブルを防ぐか、その具体的な方法を解説します。


    1. 照明計画を契約前に進める重要性


    ① 照明計画が後回しにされる理由


    多くの施工店では、照明計画は契約後の「実施設計」の段階で進められます。


    理由は以下の通りです


    • 施主からの照明リクエストが少ない


      多くのお世襲は多くの施主は照明計画に関心が薄く、契約前に詳細を求めることは稀です。


    • 契約前の工数削減


      詳細な照明計画は手間がかかるため、契約後に行う方が効率的です。


    しかし、契約後に照明計画を見直す際に追加費用が発生したり、施主の理想が実現できなかったりすることが頻繁にあります。


    これを防ぐためにも、契約前に可能な限り照明計画を確認することが必要です。


    ② 照明計画が与える影響


    照明は、以下のような重要な影響を持ちます


    • デザイン性:空間の雰囲気を大きく左右します。

    • 機能性:キッチンや書斎など、作業の効率や快適さを支えます。

    • コスト:特殊な照明や間接照明を採用する場合、予算に大きな影響を及ぼします。


    2. 契約前に確認すべき5つのステップ


    ① 照明計画に関する施主のイメージを引き出す


    施主が具体的な照明イメージを持っているかどうかを確認します。


    ピンタレストなどのツールを活用して、施主の好みを可視化する方法を提案します。


    ポイント


    • 施主に「夜間の照明が点灯している画像」を集めてもらうよう依頼。

    • それぞれの空間(LDK、寝室、玄関など)について、2~3枚の参考画像を選んでもらう。


    この方法により、施主が望む空間の照明イメージを具体化できます。


    ② 照明の標準仕様を明確に説明する


    契約前に、工務店の標準仕様としてどのような照明が含まれているのかを施主に説明します。


    説明内容の例


    • 使用する照明メーカーのリスト。

    • 標準仕様で選べる照明器具の種類やデザイン。

    • 特別な要望を取り入れる場合の費用例。


    これにより、施主が後から「思っていたのと違う」と感じるリスクを軽減できます。


    ③ 間接照明や特殊照明の費用を伝える


    施主が間接照明や特殊照明に興味を示している場合、その費用感を事前に伝えます。


    具体例


    • 天井埋め込み型の間接照明は設置費用が高額になることを説明。

    • 予算内で同等の効果を得られる照明器具を提案。


    これにより、施主の理想と現実のギャップを埋めることが可能です。


    ④ 照度計算の必要性を説明する


    照度計算を行うことで、施主の希望する空間の明るさを数値的に把握できます。


    例:照度計算を行うタイミング


    • 契約前に簡易的な計算を実施し、概算の明るさを提示。

    • 実施設計の段階で詳細な照度計算を行い、最終確認。


    ⑤ プロとのコミュニケーションを促進する


    照明計画はプロの意見を取り入れることで、より高い完成度が期待できます。

    施主には以下を伝えると良いでしょう


    • 自分たちの希望を具体的に伝える重要性。

    • プロの提案を受け入れる柔軟さを持つことの価値。


    3. プロとしての提案力を高めるためのポイント


    ① 照明の標準仕様とカスタム仕様の比較を明示


    施主が標準仕様とカスタム仕様の違いを一目で理解できるよう、具体的な比較資料を用意しましょう。


    ② 具体的な施工事例を共有


    過去の施工事例や完成写真を見せることで、施主がイメージを膨らませやすくなります。


    ③ 照明メーカーとの連携を活用


    照明メーカーのショールーム見学を勧めたり、メーカー担当者を交えて施主との打ち合わせを行うことで、信頼感を高められます。


    4. まとめ


    契約前の段階で照明計画を進めることは、施主満足度を向上させるだけでなく、後々のトラブルを未然に防ぐための重要なステップです。


    工務店プロとして、施主の希望を的確に引き出し、現実的な提案を行うことで、施主との信頼関係を構築し、より良い家づくりを実現しましょう。


    施主との照明計画の打ち合わせで、このパックを活用してください!

  • 【実施】照明の新常識!間接照明の活用術②

    照明計画をオーナーに提案する建築プロの皆さんへ!!


    アミーゴ小池です!!


    今回は、家づくりにおいて重要なテーマ『照明計画の基本』について深掘りしていきます!


    照明は単なる明るさを提供するだけではなく、室内空間の雰囲気や機能性、さらには健康にも影響を与える重要な要素です。


    建築プロとして、オーナーに最適な照明計画を提案するための知識をお伝えします。


    照明計画の重要性をオーナーに伝える方法


    近年、照明は「ただ明るい部屋」から「空間をデザインするツール」へと進化しています。


    以下のポイントをオーナーに伝えることで、照明計画の重要性を理解してもらいましょう


    1. 照明が空間の印象を決定づける


      • 明るさだけでなく、色味や配置が空間の雰囲気を大きく左右します。


    2. 用途ごとの適切な計画が生活を快適にする


      • 作業スペースでは高い照度を確保し、リラックススペースでは柔らかい光を使用。


    3. 健康や快適性に影響を与える


      • 不適切な照度や色温度は目の疲れや睡眠の質に影響します。


    照明の基礎知識と選び方


    1. 照度の意味と重要性


    • 照度とは: 光があたる表面の明るさを示す指標で、単位はルクス(lx)。


      • 1ルクス = 1㎡の面積に1ルーメンの光束が射している状態。


    • 重要性


      • 高い照度:作業効率や視認性を向上。

      • 低い照度:リラックスやムードを演出。


    • 提案ポイント


      • 高照度エリア: キッチン、書斎、作業スペース。

      • 低照度エリア: 寝室、リビングのリラックスコーナー。


    2. 照明と健康の関係


    • 適切な照度: 長時間の作業や読書では目の疲れを軽減。


    • 照明と睡眠

      • 強い光は脳を活性化させるため、寝室では柔らかい間接照明が理想的。


    間接照明とベース照明の活用


    1. ベース照明


    • 特徴: 部屋全体を均一に明るくする基本照明。

    • 用途: リビングやキッチンなど日常生活の基盤となる明るさを提供。


    2. 間接照明


    • 特徴: 光を壁や天井に反射させて柔らかい光を作り出す。

    • 用途: ムードやアクセントを演出。

    • 提案例

      • リビングでは、ベース照明で基本的な明るさを確保し、間接照明でテレビ周りやアートを引き立てる。


    便利な照明機能の提案


    1. 調光機能


    • 特徴: 照明の明るさを自由に調整可能。

    • 用途:映画鑑賞モードやリラックスモードに最適。

    • 提案ポイント: オーナーの生活シーンに合わせたシナリオを設定する。


    2. 人感センサー


    • 特徴: 人の動きを感知して自動で点灯・消灯。

    • 用途:玄関や廊下での省エネ効果と安全性向上。


    3. スマートスイッチ


    • 特徴: スマートフォンや音声で操作可能。

    • 用途:遠隔操作やタイマー設定で利便性を向上。

    • 提案ポイント: スマートホーム化を検討しているオーナーに最適。


    オーナーへの提案時のポイント


    1. 空間全体のバランスを重視


      • ベース照明と間接照明を組み合わせ、適切な明るさとムードを演出。


    2. 用途に応じた提案


      • 作業スペース、リラックススペース、子供部屋など、それぞれの用途に最適な照明を提案。


    3. 視覚的なツールを活用


      • CGやサンプルを用い、完成後のイメージを具体的に共有。


    4. オーナーのライフスタイルを考慮


      • 調光機能やスマートスイッチなど、便利な機能を取り入れたプランを提案。


    最後に


    照明計画は、快適な生活空間を作り出すための重要なステップです。


    建築プロとして、オーナーが思い描く理想の暮らしを照明で実現できるよう、適切な提案を行いましょう!


    また、オーナーから学びや進捗を共有してもらうことで、さらに良い提案が可能になります。TwitterやInstagramでの投稿をお待ちしています!

  • ★【実施】家造りの命運を分ける確認申請!知らないと損する重大な真実

    家の確認申請に関して、施主任せにされがちな建築プロの皆さん!!


    アミーゴ小池です!!


    今回は「確認申請の基礎」についてお話しします。


    確認申請は本当に大切です…


    プロとして施主の家の確認申請をしっかり理解しておく必要があります!


    確認申請をチェックする事は、一般的にはYouTubeやInstagramなどのSNSでも、ここまで細かく発信されている情報は多くありません。


    しかし、私たち建築プロこそ、施主の確認申請内容を正確に把握し、自分たちで検証することが非常に重要です。


    さらに、確認申請の内容を把握せずに「確認申請を出しました!」「確認申請が受領されました!」「これが確認申請書類です、保存しておいてくださいね!」と済ませてしまうケースが多いですが、これでは万が一書類内容にズレがあっても見逃すおそれがあるかもしれません。


    しかし……


    確認申請は、別のパックでもお知らせしたように、施主の家が法的にどう申請されているかを示す証拠資料です。


    打合せ上は「安全・安心ですよ!」と言われていたとしても、確認申請では法的にグレーな申請内容で通されていたら問題ですよね。たとえば、実際には居室なのに勝手に納戸扱いされているとか。


    今回お伝えする知識は超基礎編より少しレベルが高い内容ですが、建築プロとしては必ず理解すべきですし、分かっていないと後々施主とのトラブルが起きかねません……。


    そして今回のパックも、確認申請を提出する前に、必ず施主に「確認申請の書類を事前に提供してください」と促し、ダブルチェックを行うことを推奨します。


    最も望ましいのは、実施設計段階の打合せで全体を確認することですが、実際には「確認申請の書類や図面が、それまで使っていた資料と異なる内容になっていた……」という報告も寄せられています。


    よって、多少手間でも、実際に提出される確認申請の書類は建築プロの目でしっかり精査するようにしてください。


    今回の内容は専門用語や難しい表現も出てきますが、最後までご確認いただければ幸いです!!!!


    ではまず、多くの方(プロでも敬遠しがちな)こちらの項目からいきましょう!


    ■ 建蔽率・容積率とは?


    確認申請を深く知るうえで、最低限押さえておきたいのが「建蔽率(けんぺいりつ)」と「容積率(ようせきりつ)」です……。


    耳にすると難しそうですよね。正直、面倒な要素かもしれませんが……。


    確認申請の「申請者」はあくまで施主ご本人。


    でも、書類作成から実際の運用まで担うのは、私たちプロですよね?


    施主への正確な説明や書類調整をするため、ここを避けては通れません。


    建蔽率 (けんぺいりつ)


    建蔽率とは、建物を“真上”から見た面積、いわゆる「建築面積」と、敷地面積との割合を指します。


    特に2階建て以上の住宅は「最大フロアの面積=建築面積」として扱うのが一般的。


    たとえば、建蔽率50%なら、100㎡の敷地には建築面積50㎡までの建物を建てられるわけです。数字をオーバーすると確認申請が下りません……。


    つまり、確認申請では【建築面積】という言葉が出てきたら、敷地面積との割合が法定を超えていないか、簡単にチェックするだけでもリスク回避に繋がります。


    容積率 (ようせきりつ)


    容積率は、敷地面積に対する“建物全体の延床面積”の割合です。


    たとえば、容積率200%なら、100㎡の敷地に対し延床面積200㎡までOKということ。これも超えると違法建築扱いとなり、確認申請は不可……。


    注意すべきは「延床面積」側。1階2階それぞれの面積合計や、ビルトインガレージ、ロフトの扱いなどをどう計上しているか。


    確認申請と設計図面の整合が取れていないと大問題になるケースもあります……。


    建蔽率と容積率の両方に着目を


    現場では「建蔽率は守れたけど、容積率がオーバー」あるいはその逆もあり得ます。


    どちらも同時にクリアしてこそ合法建築。書類段階で法定値の数字をきちんと守っているか、ダブルチェックは必須です。


    ■ 斜線制限・日影規制とは?


    確認申請の中で、建物高さと周辺環境に関する部分といえば「斜線制限」「日影規制」も大切です。


    斜線制限


    建物の高さや形状を一定以上にはできないように制限し、周辺への圧迫感を防いだり、採光を守ったりするための制度。・道路斜線・隣地斜線・北側斜線などが代表的です。


    たとえば北側斜線に抵触する計画だと、屋根形状を変えたり高さを抑えたりしないと確認申請は通りません……。


    配置図や立面図で、斜線制限の検討がちゃんと反映されているかプロの立場で再度確認しておきましょう。


    日影規制


    周辺敷地や建物にどれだけ影を落とすかを計算し、近隣への影響を最小限に抑えるための仕組み。


    高さが一定以上の建物を計画する場合に必要となることが多く、日影図で審査機関に示します。


    規定を超える影が発生しないよう、図面とセットで数値検証をプロとして行います。万が一違反していると、近隣住民からの苦情・役所からの是正指導など、非常にやっかいになります……。


    ■ 防火地域・準防火地域


    火災リスクを考えた建物性能を確保するため、防火地域や準防火地域の指定があるエリアは必ずチェックを。


    火に強い材料や構造を義務づけられるケースが多く、誤記載や誤認識があると図面・コスト・保険契約などすべてに影響が出ます。


    • 防火地域 → 最も厳しいエリア。ビルや商業地などに多い。


    • 準防火地域 → 防火地域よりは緩いが、一定以上の耐火・準耐火措置が必要。


    • 無指定 → 比較的自由度が高いが、地域や自治体独自のルールもあるため油断禁物。


    プロ側として、物件所在地の防火地域が正しく記載されているか確認申請で再度確認し、火災保険料や外壁材の制限などをオーナーに説明してください。


    4号特例とは?


    木造2階建て以下の建物は「4号特例」により、構造など一部の計算書提出を省略できることがあります。


    しかしこれは「きちんと検討した前提で、役所に書類を出さなくていい」というだけで、決して“検討が不要”ではありません……。


    プロの中には「4号だから壁量計算もいらないよね?」と誤解している人もいるのが現実。


    しかし実際には構造計算や壁量計算はしっかり行い、社内でデータを保持し、設計の根拠を明確にしておく必要があります。


    オーナーから質問を受けたときに「構造計算はうちはやってませんが……」と答えるようでは信頼を損なう可能性がありますし、後々トラブルになることも。


    建物を安全に建てるために、4号特例による手続き簡略化を正しく理解し、十分な検討と書類管理を行うべきです。


    まとめ


    本パックでは、建築プロの皆さんが確認申請の基礎として押さえておくべきポイントを簡潔にまとめました。


    施主に代わって手続きや打合せを進める立場だからこそ、申請内容・図面・構造の整合を細部までチェックし、後々のトラブルを防ぐことが大切です。


    • 建蔽率・容積率 → 敷地面積とのバランス。数字オーバーは絶対NG。

    • 斜線制限・日影規制 → 高さ規定や近隣影響の検討を疎かにしない。

    • 防火地域・準防火地域 → 誤記載が材料選定や保険内容に直結。

    • 4号特例 → “提出不要”なだけで、検討作業を省いてよい訳ではない。


    建築プロとして法規を再確認し、ミスのない書類・説明で施主の信頼を得ていきましょう!


    アミーゴ小池でした!!

  • ★【現場⑱】家のデザインを左右する電気工事!施主が知っておくべき確認ポイント

    電気工事のチェック、施主にどう伝えていますか?


    こんにちは、アミーゴ小池です!!


    今回は「電気工事」に関する最終確認で、施主がどのように現場をチェックすればよいかをまとめました。


    工事中の配線・照明・換気・コンセント配置など、建物の使いやすさと内観デザインを大きく左右する項目です。プロとしての的確な案内を心がけましょう!


    1. 電気工事の基礎:コンセント・スイッチの再確認


    • 前提オサック


      「コンセント・スイッチ」の内容を施主が学んだうえで、実際の配線工事を現場で点検。


    • ポイント


    • 単に数や位置だけでなく、機器の電圧(100V/200V)・設備の実際の配置を踏まえた最終判断を促す。


    2. 持ち物:現場チェックに必要な道具


    1. 照明計画図

    2. 外構図(屋外コンセント・照明確認用)

    3. 照明リスト(製品名・型番などがわかる資料)

    4. メジャー(コンベックス)

    5. フリクション(赤・青)(修正・追記しやすいボールペン)


    プロとしてのアドバイス


    • 施主が図面を見ながら実際の壁・天井位置を測り、微妙なズレや違和感を早期発見できるように誘導してください。


    3. コンセント電圧(100V/200V)の確認


    なぜ重要か?


    • 日本の標準電圧は100Vだが、高出力・大容量機器は200Vが必要な場合がある。


    • IHクッキングヒーターIHクッキングヒーターIHクッキングヒーター 大容量エアコン大容量エアコン大容量エアコン 大型オーブン大型オーブン大型オーブン など、200Vでないと使えない家電がある。


    プロとしての対応


    • 施主が「どんな家電を設置するか」を事前に聞き取り、「この場所は200Vコンセントが必要です」と図面に反映。


    • 実際の現場でコンセントが200V仕様になっているか(コンセントの形・回路表記など)を確認するよう案内。


    • 設計通りの配線がなされていないなら、早急に是正を指示。


    4. 配線と構造躯体の確認


    背景


    • 電気配線を施工する段階で、柱や梁などの構造躯体を安易に切り欠いてしまうケースがある。


    チェックの要点


    1. 構造材への穴あけ


      • 構造計算で耐力を確保している要所に大きな穴を開けると建物の強度に影響。


    2. 早期発見・写真記録


      • 柱や梁に穴が開いている場合は写真を撮り、現場監督や構造事務所と共有。


      • 必要なら構造補強計画の再検討や穴の位置変更などの処置を行う。


    施主への説明例


    • 「もし柱を傷つけていれば、将来的な地震や耐久性に問題が出る恐れがあります。工事途中で気づいたらすぐに教えてください。」


    5. 照明・換気の種類と配置確認


    (1) 照明機器の種類


    • 照明リストとの照合


      • 「型番・メーカー・色温度」などが図面と一致しているか、実際の段ボール箱で確認。


    • 取付位置の最終確認


      • 天井石膏ボードに開けられた穴の位置が“図面の寸法”と一致しているか。


      • ライン合わせ(廊下から続くダウンライトを直線上に揃えるなど)の美観を考慮。


    (2) 換気扇・エアコン配置


    • ダクト外径・通し方


      • なるべく短距離で空気を排出できるか、構造躯体を乱暴に貫通していないかチェック。


    • 外壁からの排気口(ベントキャップ)の位置


      • デザインを崩さない場所か。前面外壁に乱雑に並ばないか図面と現場を照合。


    • エアコン用コンセントや配管


      • 室外機置き場と室内配管の位置を確認し、余計な梁貫通や柱切り欠きがないように注意。


    6. 電気工事のタイミング別チェック


    1. 配線工事途中


      • 構造躯体損傷構造躯体損傷構造躯体損傷 穴あけ位置穴あけ位置穴あけ位置 配線ルート配線ルート配線ルート を確認。


    2. 石膏ボード施工後


      • 照明やコンセント用の穴が図面通りか。


    3. 仕上げ直前


      • 照明・換気扇・コンセント・スイッチの実機が予定の高さや位置に取り付けられるか再度確認。


    7. 外部照明・コンセントのチェック


    • 外部照明


      • 防雨・防塵仕様の器具が使われているか。


      • 夜間の演出や防犯灯として狙った場所を照らせるか、できれば日没後の確認を提案。


    • 外部コンセント


      • 屋外用の防雨型コンセントが正しく設置されているか。


      • 境界ギリギリの場所に取り付けて、外壁や基礎を大きく削っていないか。


    追加で付けたくなった場合


    • 構造や防水に影響がない位置に変更できるか慎重に検討し、安易に壁を再貫通しないように注意。


    まとめ


    • 電気工事は家の使い勝手とデザインを左右


      ミスや配慮不足が後々大きな負担に。


    • コンセント電圧(100V/200V)や機器の配線確認


      家電リストに基づき、適切な電源を確保。


    • 構造と配線ルート


      柱や梁に安易に穴を開けないよう、現場でチェック。


    • 照明・換気扇・エアコン位置


      実際の空間寸法で最終的なライン合わせや位置調整を提案。


    この各ステップを丁寧にサポートすることで、引渡し後に「なんでこの位置に…!?」という不満が起こりにくくなります。


    SNS発信も促して、@Amigo小池 と一緒に情報共有を進めることで、より多くの施主が自分たちの家をスムーズに完成させられるよう手助けしてください!

  • 間取り作成前のヒアリング方法【実践編】


    今回のパックは実際のヒアリング方法をお知らせ致します。


    お知らせするヒアリングに関してはヒアリングの準備のパックを必ず確認し、お客様が希望するご自宅のヒアリングを始める前に必ず準備段階のヒアリングを行ってから空間それぞれのヒアリングを行ってください。


    更にAmigo式ヒアリング術は長年考え、時代によって変化をしております。


    ヒアリングする順番や意味、更には皆さんがプロとして御客様に確認したり提案したりする文言もお知らせしております。


    プロである皆さんからしたら当たり前のように感じ、場合によっては面倒に感じるかもしれません…


    しかし、騙されたと思ってトレーニングを繰り返しお客様にAmigo式ヒアリング術で会話して見てください。


    必ずヒアリングだけでお客様からの信頼を得る事ができ、更には他社差別を行う事ができ、次回の間取り提案を要望通りの間取りにすることが出来ます!


    では早速、初めにヒアリングする部屋からご説明致します!


    それがコチラ!


    ①子供部屋


    家族構成を初めに確認し、将来的な家族の人数も確認しているので子供の人数は把握しています。


    よって子供部屋の数は子供の人数分必要であるか?と言う事を確認してください。


    2~3人の子供が多いため、子供部屋が2~3部屋必要となる事が多いです。


    そして子供部屋の広さを確認する為に下記の質問を行ってください。


    『多くのお客様から子供部屋に関しては極論として2パターンが多いです。


    1パターン目が子供と言えども一人の人間なので、ベッドが置けて机が設置出来て小さなソファーやテレビなどが設置出来、友人などを招き入れられる十分なスペースを要望されるパターン。


    2パターン目が子供は将来的には巣立ってしまうので、睡眠と学習が出来て最低限のプライバシーが守れる最小限の部屋のスペースを要望されるパターンです。

    どちらのパターンがご希望でしょうか?』


    上記の質問の意図は出来る限り希望面積を小さくしたい!というプロ側の意図があるのですが、極論として上記の2パターンに分かれるのは事実である事はプロである皆さんであれば承知の上だと思います。


    広い場合と小さな場合で皆さんがお客様に伝える面積を決定しておくことでお客様が極論の2パターンから選択した場合に面積をお知らせ出来ます。


    このヒアリングの技法は、二つの選択肢を提示してどちらかを選んでもらうことで、相手から「NO」を言わせなくする心理テクニックであり、『選択話法(ダブルバインド、二者択一法)』と言います。


    お客様に〇畳必要です!と言っていただくのではなく、ダブルバインドを行う事で一つを選んでいただきヒアリングを優位に進める事も考えております。


    更に多くのお客様から頂いている要望であると付け加える事で、バンドワゴン効果と言われる心理も働きます。


    バンドワゴン効果は日本人だとカナリ強く発生するのですが、簡単に言うと皆と一緒だと安心する!という心理状況です。


    Amigoでは東京都内でヒアリングすることが多いため上記の質問でお伝えする畳数は下記の通りです。

    ※地域によって子供部屋の希望の広さが異なるので必ず皆さん自身で考えてくださいね。


    ①広い子供部屋が必要な場合

    最低6畳を一つの子供部屋で用意するように致しますね!


    ②最低限の子供部屋の場合

    4.5畳程度を希望される方が多いです。場合によってはモット小さな方もいますが如何でしょうか?


    どちらのパターンであったとしてもプロ側から畳数の数字を提示して御客様に必ず確認してください。


    プロ側から数字を言って承認したようにヒアリングを済ませてしまうと間取り提示の際にお客様は自分が望んだ畳数ではないと認識せずに間取りの面積に指摘を受けてしましますので必ず畳数に関しては確認をしてください!


    そして次に確認していただきたいのがコチラ!


    『子供部屋は将来的に分割されるお客様もいらっしゃいますが如何いたしましょうか?』


    上記の質問で『気付き』を与える事が出来ます。


    子供がまだ小さい場合には子供が一人で寝られるまで使われる事が少ない部屋になってしまいます…


    しかし、将来的に分割する計画であれば引渡し直後は広い部屋として使えます。


    よって小さな子供がいる場合は家族全員で寝る事が日本では多いため、広い子供部屋を使う事が出来ます!


    子供が自分自身の部屋が欲しいと言ってきた時点で子供部屋を分割し、夫婦二人や下の子供とダケで主寝室に移動する事が出来ます。


    更には客間を設ける事が出来ない家や客間を設置する事を悩んでいる場合は主寝室や子供部屋を一時的に客様として使う事をお知らせすることも『気付き』に繋がります。


    特に来客に関しては子供が小さい時に多い事が一般的です。


    夫婦の両親は孫が小さい時や孫が生まれる時に新築に宿泊することが多く、夫婦の友人なども子供が小さな時に家族で泊まりに来るなどが多い事が一般的です。


    子供が自分の部屋を欲する時期に関しては夫婦の両親に若夫婦家族が会いに行くことの方が多くなります。


    よって子供部屋を分割するなど、家全体を将来的な家族の人数や住まい方によってカスタマイズが出来るという事を伝える事でお客様に『気付き』を与えて信頼を得る事に繋がります!


    ②主寝室


    主寝室でまず初めに聞いてほしい内容がコチラ!


    夫婦二人で寝る場合のベッドの大きさ!


    お客様の中には今現状で家族みんなで寝ている事を想定して主寝室の面積を考えている人がいます。


    家族が4人いる場合は8畳や10畳と要望されることがあります。


    先に子供部屋のヒアリングを行う事で上記のような要望をいただく事は少なくなります。


    しかし夫婦二人で寝る事だけを考えた場合は多くの場合はクイーンサイズやシングルベッドを2つ程度の要望が多いです。


    更に下記の内容を聞いてください!


    主寝室は『寝る以外に行う事はありますか?』


    勿論、夫婦なので上記の質問の答えはチョメチョメも含まれますが…

    (チョメチョメって死語ですねwww)


    ヒアリングの意図としては『寝る以外に化粧やトレーニングなどを行うのか?ベッドを置く以外にスペースとして必要なおか?』と言う事です。


    上記の質問から仮に『寝る以外に必要なスペースは無い!ベッドだけです!』との答えなら下記のアドバイスを行ってみてください!


    『主寝室は寝るだけの部屋として最小限のスペースとして他の空間を広くした方が良いでしょうか?』


    多くの場合は上記のアドバイスに対して同意を得られる事が多いので、下記の場合は皆さん自身で必要最低限の面積を決めておくことが良いでしょう!


    クイーンベッドまたは、シングルベッド2つで寝る以外に必要な面積がない場合の主寝室であれば6畳を最小限として御客様にはヒアリング時にお知らせ致します。


    6畳というと眉を顰める人もいますが、主寝室を広くすると他の空間が狭くなる可能性があるという事を先に伝えている事から否定されることは少ないです。


    ③客間


    家造りで昔から要望があるのが客間です。


    客間を要望されるお客様の中には何も考えずに客様を要望する事も多くあります。


    特に都心部よりも地方では新築には客間が必須と思い込んでいる場合があります。


    客様に関しては3番目に確認いただきたいのですが、先ずは『客間が必要ですか?』と確認してください。


    先に①子供部屋②主寝室で時間軸の違いで子供部屋や主寝室が客様になる事も伝えてから、それ以外に客様が必要なのか?と聞く事に意味があります。


    上記の質問をして『客様は不要』との意見であれば客様は無しで問題無いと思います。


    しかし、先にお知らせしたように、思い込みで客様が必要!と言っている場合もあるため、下記のように聞いてみてください。


    『一年に何回お客様がいらっしゃいますか?年に数回の来客であれば客間は勿体ない…と判断される人も多くいます。


    しかし、年に数回であってもお客様専用の部屋を用意したい!との要望のお客様もいらっしゃるので使っていない客間を普段でも使えるようなご提案をしても良いでしょうか?


    例えば客間はお客様が来た時にクローズできるように計画し、普段はLDKと一体的に扱ってLDKを広く見せたり、洗面所の近くに設置して家事室として洗濯物を畳むスペースとして活用したり、玄関から直接見えて子供のプレイルームのように扱うなど様々なご提案が可能です!』


    上記のように聞いていると『年に数回だから客間はイラナイかも!』と気づいて要望を変える人もいますし、どうしても客様が欲しい人に対して御客様だけの限定的な部屋ではなくフレキシブルに使える空間に客様を提案することでプロとしての株が更に上がります!


    しかし、客間をあまり否定的な言い回しで話すのは少々危険です…


    何故かというと、家造りで施主夫婦からの費用だけではなく、夫婦の両親からの援助金が含まれている場合に両親の意見で客様を要望される場合があるので注意が必要です。


    両親の意見をお金を出してもらっている若夫婦からすると無視できない意見なのでシッカリと話を聞いている事が重要です。


    ④書斎


    近年要望が多くなった書斎ですが、お客様から要望いただく前に早い段階で確認してください。


    コロナが始まる前に関しては要望自体が少なかったため、ヒアリングの後半に確認することが多かった書斎ですが、近年では書斎に対しての要望が多く、更に面積を広く考えている御客様も多いため4番目に確認するようにオススメしております。


    そして書斎の考えがお客様によって異なるので下記のように確認してください。


    『書斎は必要でしょうか?また、書斎は仕事をする空間ですか?趣味の為の部屋でしょうか?』


    上記の質問の意図は読んで字のごとくなのですが、お客様が求める書斎が仕事部屋なのか?趣味の部屋なのか?で書斎の設置場所が異なります。


    上記の内容から下記の質問を行ってください。


    【仕事部屋の場合】

    『仕事はPC作業が多いですか?机の寸法としてはドノ程度必要ですか?書物などを収納するスペースは必要ですか?仕事は夜遅くまで行いますか?オンラインでの打合せは多いですか?』


    上記の質問をした場合はリモートで仕事を行う事が多いため広いデスクスペースと本棚などを要望される事が多いです。


    そのため正方形の部屋の形状よりも長方形の形状をオススメすることが多いです。


    長方形の形状を承認してもらえる事で間取り作成の際に効率的に間取りを作成することが多いです。


    更に机の寸法や収納量を確保する事を約束することで長方形にこだわらず様々な形状での書斎の間取りを提案しても否定的にお客様がならないという効果もあります!


    そして詳細内容までヒアリングする事で皆さんであればある程度の面積をお客様にお知らせ出来ると思いますので、必ず面積をお知らせしてお客様の承認をいただいてください。


    【趣味の部屋の場合】

    『どんなご趣味ですか?机の寸法はドノ程度必要ですか?収納としてはどんな収納が必要ですか?』


    趣味の部屋の場合はお客様のコダワリが強い事が多いです。


    部屋の形状や広さなどに関してもプロである私達がアドバイスすることでマイナスに働いてしまう事があるため、お客様が要望される面積や形状を先ずは聞き入れてください。


    聞き入れてから全体の面積と比較して趣味の部屋が大きすぎる場合は最後に小さくすることを提案しても良いと思います。


    ⑤浴室


    浴室に関しては先ずは『在来浴室なのか?ユニットバスなのか?』を確認してください。


    多くの場合はユニットバスを希望されますが、お客様によっては【造作浴室】というものがある事を知らない方もいらっしゃいます。


    そのようなお客様がいるため『気付き』の為にあえて上記の質問を行ってください。


    そして次に浴室の広さに関して確認してください。


    『多くの場合は1616サイズですが、少し広い浴室を希望されるのであれば1620サイズや1818サイズなどを選ばれる方もいらっしゃいます。


    1616サイズは小さなお子様一人とであれば一緒に体を洗い使う事が出来ますが、お子様二人とだと少々狭いです…よってお子様2人や夫婦で浴室に入る場合は1620サイズ以上がお勧めです。


    しかし、家族で一緒に浴室を使う事は子供が小さい時だけで子供が大きくなると基本的には大人が一人で入るだけなので1616サイズで十分な場合が多いです。


    更に将来的な事を考えるとご夫婦お二人が老後の場合です。


    介護などを考えた時は車椅子や介助人が一緒に入れるサイズは最低限1620サイズが必須になります。


    加えて、浴室のドアも広いドアや引き戸がお勧めですか如何でしょうか?』


    上記の質問では何度も言いますがお客様に『気付き』を与えられます!


    ⑥洗面所


    洗面所に関してお子様で女の子がいる場合は必ず下記の質問をしてください!


    ※女の子の子供がいなくても質問してもOKです!


    『お嬢様が洗面所を使い、浴室に入ろうとしている時に旦那様が間違って洗面所に入ってしまったら大変な事になりますよね?


    他のお客様でお嬢様が中学生などの場合はお化粧なども始まり朝に髭さえも剃れないと悲鳴をよく聞きます…


    よって洗面所以外に御夫婦用の洗面が必要だったりしませんか?』


    この質問は娘さんがいない家族や、まだ娘さんが幼い場合は、必要ないとの意見が多いのですが、上記の質問をあえて行う事でお客様への誠意を示す事が出来ます。


    更に続けて『奥様は洗面所でお化粧されますか?女性が洗面所でお化粧をされている時に男性が洗面所を使う事が出来ず、洗面所は一つなのですが、洗面ボールを2つ要望される方や、洗面台のカウンターを広くしてほしいなどの要望をいただきますが、いかがでしょうか?』


    上記の質問により特に女性のハートを掴みたいです!


    家造りは基本的には御主人様が費用を出し、奥様の為の家づくりとする事が多いため奥様のハートをゲットするのは重要です。


    特に男性がヒアリングする場合や、賢い女性などの場合は奥様の心を開くのが難しいので努力が必要です。。。


    ⑦脱衣所


    脱衣所の必要性を確認するかどうかは判断を悩むところです。


    脱衣所を提案をすることで『気付き』を与える事は出来ますが…全体の面積を大きくしてしまうため自分で自分の首を絞める事になりかねません…


    多くのプロが勘違いしているのですが…


    お客様は自分達の要望の面積を自分達の希望金額で作ってもらいたいのです。


    当たり前の事ですが多くのプロはお客様の要望が多すぎるて希望金額に収まらない場合には御客様の責任にする人が多いです…


    しかし、私は少々意見が異なります。


    ヒアリングでお客様に家造りの考えと面積と予算の配分を認識してもらい、身の丈に合った家を計画してもらうための時間にしたいと考えております。


    だからこそ、脱衣所を提案することで『欲しい!』とお客様に思わせてしまう事がお客様にとって良い事なのか、悪い事なのかをヒアリング中に判断しなくてはいけないので注意が必要です。


    脱衣所は日本の場合は海外の家と比べて面積が小さい家が多いため、設けない事の方が多いですが、洗面所の時に紹介したように他社が入浴しようと着替えているときに洗面所から浴室への動線ではなく、脱衣所を設ける事でトラブルや動線計画を円滑にするメリットがあります。


    更に脱衣所に洗濯機を設置することで、洗濯機を洗面所に設置することが無いため洗面所のデザインをこだわれたり、脱衣所を家事室として、室内物干し場として使えるなどのメリットがあります。


    このように判断に悩む脱衣所の提案ですが、Amigoでは延床面積が45坪以上程度のご自宅になりそうな場合は脱衣所をオススメする事が多いです。


    皆さんであれば⑥の洗面所までのヒアリングを行った時点で大きなご自宅になるののかどうかの判断が出来ると思いますので是非参考にしてみてください。


    ⑧水回りの使用時間の確認


    ココで空間のヒアリングでは無いのですが、水回りの使用時間を確認してください


    水回り空間である浴室や洗面所を深夜や早朝などに使わないのか?と言う事を聞いていただきたいのですが、理由としては間取り作成の際に寝室や子供部屋の上階や隣接に水回りを設置することで寝ている人間に排水などの音を考慮した計画をする必要があるのか?と言う事を聞きたいからです。


    深夜に帰宅する御主人が浴室を使った時に下の階に寝室があった場合はどうしても排水やシャワーの音は漏れてしまいます。


    音に敏感な家族だったりした場合はトラブルに発展致します。


    更に上記にヒアリングを行う事で引渡し時のトラブル対策にもなります。


    プロである皆さんであれば御認識だとは思いますが、音の感じ方、温度の感じ方、風の感じ方や光の感じたかは人によって様々です。


    更に近年では産まれてからズッとRCのマンションにしか住んだことがなく、戸建ての木造住宅は初めて!という方も珍しくありません。


    そのようなお客様の場合はマンションで水回りが同じ上下階に配置されている場合はストレスは無かったのですが、戸建てで自由な間取りにして寝室の上に水回りを設置した場合の音に対してストレスを発する人も中にはいます。


    中には手抜き工事ではないか?などと言われた経験が私は有ります。


    このようなトラブル回避のために、ヒアリングの時点で寝室などの上の階に水回りがあると音が気になる事をシッカリ伝える事が重要です。


    ⑨トイレ


    音の問題を説明した後にトイレのヒアリングになるのですが…


    ココではチョッと卑怯なのですがトイレに関しては音問題は治外法権をいただく事を提案します。


    トイレの位置までを寝室などから遠ざける計画ですとカナリ間取り作成が難しくなります。


    よってトイレは寝室やLDKなどから近い位置を優先する方が動線計画的に良いという事を説明してください。


    更にトイレは近年は『健康管理を行う空間』として発達してきております。


    ウォシュレットの発売から始まったことなのですが、ただ排便をする空間ではなく浴室以外に体を洗浄する空間として使われています。


    更に近年中には便器自体がスマート家電として更に進化することが予想されており、尿の数値を便器が測定し体調管理の必須の空間になる事が予想されます。


    よって現在よりも更にプライバシー性が高い空間が求められることが予想され、更には衛生的にも良い空間が求められます。


    無料のYoutubeでも話しておりますが、玄関やLDKからドアを開けたら直接便器が見えるようなトイレは見栄えとしても良いとは言えず、更にはトイレを使用した人もあまり良い気分ではない事は想像できます。


    お客様には家族であったとしても上記の内容からプライバシー性が高いトイレの提案を行いそれでも直接便器が見えるようなトイレ空間でも問題ないという事であれば素直に受け入れましょう!


    ⑩ダイニング


    やっと来ました!LDK!


    一般的なヒアリングには一番初めに確認する事が多いLDKですが、Amigo流のヒアリングでは後半に行う事が多いです。


    これは他社とは異なるヒアリング方法である!と印象つける理由もありますが、多くの場合はココまでのヒアリング内容で他社とは異なるヒアリング内容であることはお客様も認識していただき、更には皆さんに対してもカナリの信頼を寄せてくれている事でしょう!


    そのため最も要望が多いLDKに対しての意見をお客様から聞き出せると共に、今までのヒアリングによって自分達の費用と面積の関係も感覚的に理解している事多いです。


    よって常識外れな広い面積のLDKを要望することも少なくなり、更にはお客様から自分達が希望するLDKの広さが広すぎなのではないか?などと相談される事もあります。


    そしてダイニングに関しては下記の事を確認してください。


    『朝食は皆さん食べられますか?昼食は平日や休日に食べる事はありますか?また夕食は家族皆さんで食事されますか?』


    上記の質問はダイニングの日当たりに対しての質問なのです!


    朝食を食べるというお客様に関しては『東からの光がダイニングに入るように計画して見ますね!』と伝えてみてください。


    人間は朝に太陽光を10~15分浴びる事で脳が活性化します。


    しかし現在の日本人で朝の時間に10~15分の日光浴をする時間は有りません…


    だからこそ朝食の時に食事と同時に日光浴が出来れば一石二鳥ですよね?


    東からの光を入れる事が難しい事も考えられるため日当たりを良くする事に努めてください!


    更にダイニングテーブルの大きさを確認してください。


    4人掛けテーブルで良いのか?ゲストが来ることがあるなら6人掛けなのか?


    テーブルの大きさを確認することで畳数や面積ではなく、テーブルが配置出来るダイニング空間を提案することが出来ます。


    ⑪リビング


    家造りのメイン空間と言っても過言ではないのがリビングですよね?


    お客様も多くの要望や期待がリビングにあります。


    ココでお客様に確認していただきたいのがコチラ!


    『朝リビングでユックリする時間はありますか?休日は家で寛ぐ事が多いですか?夜はリビングで寛ぐ事が出来ていますか?』


    この質問でお客様に理解いただきたいのが【リビングの日当たりに関して】です!


    多くのお客様がリビングに多くの日光を要望されます…


    しかし上記の質問でも皆さんであれば気が付いたと思いますが日中にリビングでユックリする時間は今の日本人では多くなく…


    夜間にリビングで寛ぐ人が多いです。


    よってリビングは真っ暗と言う提案ではないですが、夜間の照明計画をコダワルと言う事を伝えてください!


    上記の説明をするとご納得いただけるお客様が多く、更にダイニングの説明の際にダイニングへの日当たりの重要性を説明しているので尚更です。


    そしてリビングに関しては広さをあえて聞かないでください…


    基本的にはリビングを広くしたい!という要望が多いため、畳数を確認すると藪蛇になる事が多いためです。


    しかし後半でシッカリ面積は確認します。


    ⑫キッチン


    キッチンに関してはキッチン設備の種類を確認してください。


    ①壁面型

    ②ペニンシュラ型

    ③アイランド型


    ①のパターン以外は対面キッチンになる事は皆さんであれば承知だと思いますが、①の場合はクローズキッチンと呼ばれる要望のお客様の場合に提案する内容です。


    ②や③の御要望のお客様が多いですが、お客様によってはペニンシュラ型やアイランド型という名称を知らない方もいるのでシッカリ説明してください。


    上記の3パターンを確認することで皆さんであれば必要面積などを認識することが出来ると共に、間取りに関しても作成がしやすくなります!


    ここまででダイニング+リビング+キッチン空間までヒアリングできたのである程度のLDKの面積や畳数は予想出来ると思います。


    間取りを作成したシッカリとした面積をお知らせすることが重要なのではなく、お客様とLDKの面積の最低限を認識するのが重要です。


    だからこそ皆さんはお客様から聞いた内容の最低限の面積をお客様に『最低限です!』と言う事を付け加えて伝えてください!!!


    ココまででLDK全てのヒアリングが終わったわけですが、LDKに関してはお客様が重要視するポイントなので間取り提案でもミスは許されません。


    よってLDKに関しては2階建て以上の場合は『何階に設置するのか?』を確認してください。


    LDKの階数確認に関しては下記の項目をお客様に説明し判断を仰いでください。


    〇LDKが1階に設置した場合


    玄関からの荷物を1階のLDKに収納することが可能です。

    階段をLDKに設置する『リビング階段』の場合は家族がLDKを通って上階にアクセスする動線計画になるため質禅的にコミュニケーションが円滑になります。

    敷地が広く庭を多く計画出来る場合はLDKと庭を繋げる事でLDKをより一層広く演出できます。

    2階以上にLDKを設置した場合に比べて日当たりは軽減致します。


    〇LDKが2階以上の場合


    日当たりが1階のLDKよりも良いです。

    バルコニーを設置することで外部空間とLDKを一体化させる事でLDKを広く演出することが出来ます。

    3階建て以上の場合で2階にLDKを設置した場合は1階のLDKと同様に階段をLDKに設置することでコミュニケーションを円滑にすることが出来ます。


    上記の内容をお客様に説明して、どこの位置にLDKを設置するのか?をお客様と一緒に考えてください。


    ⑬パントリー


    キッチンのヒアリング後に必ずパントリー(食品庫)の確認を行ってください。


    食品庫としてのパントリー空間が本当に必要なのか?をシッカリ確認してください。


    パントリーという空間自体を勘違いしている御客様も多くいらっしゃいます。


    私達Amigoが定義するパントリーとは『人間が入る事が出来る収納空間』としてのパントリーです。


    しかし、壁面に食品を収納するだけの空間もパントリーと表現する人もいます。


    上記のどちらのパターンなのか?を必ずお客様に確認してください!


    パントリーに関しても必ず『収納リスト』をお客様に記載いただいてから必要面積や収納量を決定することが重要です。


    ⑭家事室


    パントリーの後に家事室の必要性に関しても確認してください。


    家事室は日本では洗濯物を乾かしたり、畳んだり、アイロンを使ったり、時には縫物などを行う空間とされていますが、現在では『奥様の書斎』のような空間として扱う事が多いです。


    家事室が必要ですか?と聞くと必要ない!と答える人が多いのですが、上記のように『奥様の書斎』としては必要ないですか?と質問することがお客様にとっては良いと思います!


    ⑮ウォークインクローゼットor壁面収納


    寝室や子供部屋のヒアリング時に収納の話になる場合も多いですが、収納に関しては必ず『収納リスト』をお客様に渡して今現状の収納量を数字化してもらう事が重要です。


    そして部屋の収納に関してはパントリーと同様に『人が入れる収納』であるウォークインクローゼットが希望なのか?壁面収納が希望なのか?を確認してください。


    そしてお客様にはウォークインと壁面収納の【面積の消費量】を必ず説明してください。


    プロである皆さんであればご理解いただけると思いますが、人が入る収納であるウォークインクローゼットの方が収納量が同じ壁面州都比べると面積の消費量が増加します。


    少ない面積で最大限収納を増やしたい場合は壁面収納の方が適しています。


    しかしお客様の中にはウォークインクローゼットの方が収納量が多いと思い込んでいる人がいるので上記の説明をすることでお客様に新たな『気付き』を与える事が出来ます。


    ⑯シューズインクロークor靴箱


    ウォークインや収納を聞いた後に続けてシューズインクロークや靴箱に関しても確認することをオススメ致します。


    シューズインに関してはウォークインと同様の人間が入る事で面積を消費してしまいます…


    収納量と面積を無駄にしない事だけを考えると靴箱の方が効率的なのですが、シューズインの場合は玄関近くに設置する事が多いため、アウトドアの趣味や室内の収納に運ぶよりも玄関周辺に収納した方が便利な荷物が多い場合はシューズインをご提案することがお客様には喜ばれます!


    ココでも収納リストを活用することをオススメ致しますが、ご夫婦の『靴の量』をヒアリング時に確認するのも効果的です。


    収納に関してはお客様の趣味や家を建ててから行いたい夢などを聞いておくことが重要です!


    ⑰ファミリークローゼット


    夫婦共働きの場合や家事を効率的に行いたいお客様からファミリークローゼットを希望される場合があるのでお客様にファミリークローゼットを毎回提案してみてください。


    ファミリークローゼットの存在を知らない御客様もいるため、提案することでお客様に『気付き』を与える事が出来ます。


    ファミリークローゼットは一般的には『家族全員の衣服を一箇所に収納する』事を目的にした収納部屋です。


    衣服を一箇所に収納することで洗濯し乾かした衣服を家族それぞれの部屋に収納する手間が省けて効率的です。


    しかしファミリークローゼットはお子様が思春期になったときに嫌がれる可能性がある事をお客様にはお伝えすることもお忘れなく!


    ⑱バルコニー・テラス


    LDKの希望をヒアリングしている際にバルコニーやテラスの希望をいただく場合もありますが、ヒアリングするタイミングは、その時によって判断することが重要です。


    バルコニーやテラスは当たり前のように設置を希望される方もいますが、近年はバルコニーを希望しない人もいる事をお伝えください。


    バルコニーは2階以上に設置する外部空間ですが、雨漏りのリスクがあり更に外部空間で洗濯物を干さない人や外部空間を必要としない人もいる事が理由の一つです。


    しかし、敷地が広い場合などに関してはテラス空間を設ける事で余った敷地に意味を設ける事が出来るためご提案するのも重要です。


    ⑲玄関


    玄関に関してはココまでのヒアリング内容から皆さん自身で大きさを判断してお客様にご提案してください。


    ・全体の建物が大きな場合は広く豪華に見える玄関スペースにすることをご提案してください。


    ・全体の建物が小さい場合は玄関空間を最小限でも問題が無いかを確認してください。


    ココで重要なのはココまでのヒアリング内容から皆さん自身で大きさをお伝えすることです。


    間取りを提案した際にお客様の同意がとれていない間取りを提案することで間取りを受け入れられない状況にしない為の対策です。


    ⑳階段


    最後に2階建て以上の場合は階段に関してもヒアリング時に確認することが重要です。

    LDKのヒアリング時に階段の話が出る事が多いです。


    階段は以下のパターンを初めに確認してください。


    ・LDKに設置する『リビング階段』にすることで家族がLDkを通って上下階に移動する為コミュニケーションが円滑になります。

    しかしリビング階段はLDKと上下階を空間として繋いでしまうため冷暖房効率が悪くなるのがデメリットです…



    ・廊下から階段にアクセスする場合は家族のプライバシーを確保し、更にはリビング階段のデメリットであるエアコン効率などの対策になります。


    場合によっては階段の形状を確認する事も必要な事もありますが、階段の形状まで細かく確認することで間取りの作成が難しくなってしまう事が多いです…


    よって階段の種類を説明して、嫌いな階段形状はないのか?嫌いな形状が無いなら私達に任せていただいて良いですか?と確認してください。


    ・鉄砲階段

    ・イッテコイ階段

    ・螺旋階段


    上記のメリットデメリットも含めて御客様にご提案下さい。


    更に建物面積が広い住宅の場合は階段や廊下の幅を広くすることをお客様に確認してみてください。


    以上がAmigo式のヒアリング内容です。


    考えられたヒアリングの順番や内容ですが、皆さん自身がトレーニングして順番を変更したり、更に良いヒアリング方法があれば是とも共有してください!



  • 『今』の注文住宅を購入する顧客の特徴②


    お客様の事は理解していると思っている皆さん!!

    アミーゴ小池です!!

    今回は『今のお施主②』に関してです!

    御施主様の事を理解しないで建築業界では生きていけません…

    この極意を極めると劇的に業務が楽に!


    今回のパックを読む前に先に【『今』の注文住宅を購入する顧客の特徴①】で学んでください!


    現在ネット情報を取得して『ネット依存』し『思い込んでしまっている施主』に関して解説しております。


    上記の知識を学んでいる前提で今回のパックをお知らせ致します。


    ネット上で様々な情報がある事は皆さんも認識いただいていると思いますが、この『情報量』により一昔前よりもお客様のレベルが高くなっております。


    ・家の性能を調べる事が出来る

    ・似たようなデザインの家の画像を集める事が出来る

    ・建物の価格や危険な箇所などの情報を知る事が出来る


    このような状況から『今の』お客様はコチラ!


    複数の会社を検討する!


    そんなの当たり前じゃん!!って回答される方もチョットお時間をいただきたいのですが、今のお客様は契約する会社を複数検討するのが当たり前です!


    インターネットで調べれば皆さんの会社以外も腐るほど検索できますし、スーモやホームズでは広告費用を多く払ってくれた会社をグイグイ宣伝してくれます。


    更に言うと、今現在はSNSを使って人気が出た『インフルエンサー』という方々が『紹介ビジネス』も行っております!!!


    このようにお客様はインターネットだけでも現在は複数のルートで会社を選ぶ事が出来ます。


    更に言い方を変えると『複数の会社を検討しなければならない状況』なのです。


    【『今』の注文住宅を購入する顧客の特徴①】でもお話しましたが、『不安を煽る』事で人気の情報・動画になっているモノが多く、不安だからこそ、情報が多いからこそ、簡単に比較検討が出来るからこそ『複数の会社を検討』するのです!


    皆さんからすれば『ウチに決めてよ!』って思いますよね?


    分かります…本当に分かります…


    私も独立してすぐは仕事が少なく多くのお客様を接客しましたが複数の会社の中から検討する御客様が多く…契約にならない御客様の接客の方が多いのが一般的でした。


    また、Amigoがコンサルティングしている会社のデータになりますが、直接お客様と会って接客した場合の成約率はトップ営業マンで30%の成約率になります。


    10人接客して3人の成約が出来るプロって事です!!


    しかし…この数字になるためには会社のHP・SNSが完璧に整っていて、更に成約までのストーリーが決まっている場合に限ります。


    更にトップ営業マンだったとしても、そもそも接客出来るお客様が会社に来てくれないと契約できませんよね?


    HPとSNSに関しては必ず【【絶対必須】HP・SNSマニュアル】で対応してください!


    このような状況から『今』のお客様は『多様性』を求めております。


    性能が良い+デザインが良い+価格が良い。そんな家を求めます。



    ・競合他社を比較検討する➡ウチだけで決めて戦略は厳しい…


    ・二極化する顧客➡低価格層と高価格層を認識する


  • 【実施】ユニットバスの全てを。選ぶ方法②

    浴室設計をオーナーに提案する建築プロの皆さんへ!!


    アミーゴ小池です!!


    今回は『浴室の詳細』について深掘りしていきます!


    浴室は家づくりの中でも特に重要な空間。


    毎日のリラックスや快適な生活を支えるために、細部まで考慮した設計が求められます。


    浴室設計の重要性をオーナーに伝える方法


    浴室は単なる水回り設備ではなく、家全体の価値や快適性を左右する重要な空間です。


    以下のポイントをオーナーに伝え、浴室設計の重要性を理解してもらいましょう


    1. 快適性: 日々のストレスを癒す特別な空間。


    2. デザイン性: 家全体の統一感や高級感を高める要素。


    3. 機能性: シャワー、乾燥機、ミストサウナなど、ライフスタイルに合った設備が重要。


    具体的な確認ポイントと提案内容


    1. 浴室乾燥機の選択


    浴室乾燥機は、湿気対策や洗濯物乾燥において便利な設備です。


    • 電気式

      • 100Vタイプ: コストが抑えられるが、暖房能力は控えめ。

      • 200Vタイプ: 短時間で乾燥・暖房可能。電気代は100Vと大差なく、家族向けにおすすめ。


    • ガス式

      • 電気式200Vを上回る暖房能力で効率的に乾燥可能。

      • 設置にはガス給湯器との配管接続が必要で、初期費用がやや高め。


    2. 浴室の鏡


    鏡は浴室の印象を大きく左右します。


    デザインだけでなく、機能性も考慮しましょう。


    • 主な種類:


      • 曇り止め鏡: 湿気が多い環境でも視界を確保。

      • LED照明付き鏡: 化粧や髭剃りに便利で、デザイン性も高い。


    • 提案ポイント:


      • 空間に広がりを与える一方で、掃除の手間が増えるため、曇り止め加工や取り外し可能なタイプを推奨。


    3. 浴室の棚


    収納棚は、掃除のしやすさと利便性を両立させる設計が重要です。


    • 主な種類:


      • ステンレス製やプラスチック製: 防錆性・耐水性に優れ、耐久性が高い。

      • コーナーシェルフ: 狭い空間の有効活用に適している。


    • 提案ポイント:


      • 日用品の収納量を考慮し、家族のライフスタイルに合わせて選択。


    4. 浴室ドア


    浴室ドアの選択は、デザインだけでなく家族構成や使用感を考慮しましょう。


    • 材質

      塩化ビニール、ステンレス、ガラスが一般的。

      在来浴室では木製ドアの湿気対策が必要。


    • タイプ


      • 折れ戸: 安価で省スペース設計だが、故障しやすい。

      • 引き戸: バリアフリー対応で、スペースを有効活用。

      • 開き戸: 広く開けられ掃除がしやすい。


    5. ミストサウナ


    ミストサウナは近年人気の設備で、リラクゼーションや健康に寄与します。


    • 特性とメリット


      • スキンケア: 毛穴を開き、保湿効果を向上。

      • リラクゼーション: 温湿効果で筋肉の緊張を和らげる。


    • 提案ポイント: 水分補給や体調管理を促し、安全に使用できるようアドバイス。


    6. ジャグジー


    ジャグジーはリラクゼーション効果が高い反面、メンテナンスが重要です。


    • メリット

      • 水流マッサージで筋肉の緊張をほぐし、血行促進をサポート。


    • 注意点

      • 海外製品は部品供給や保証に不安があるため、信頼できるメーカーを選ぶ。


    オーナーへの提案時のポイント


    1. 視覚的なイメージを共有


      • ショールームやCGを活用し、完成後のイメージを具体的に伝える。


    2. 生活スタイルに合わせた提案


      • 家族構成や日常の使い方に合った設備やデザインを推奨。


    3. 掃除やメンテナンスの手間を軽減


      • 素材や設備選びで、手入れのしやすさを考慮。


    4. コストと価値を明確化


      • 必要な部分に重点的に投資し、予算内で最適なバランスを提案。


    最後に


    浴室は、オーナーの生活満足度を大きく左右する空間です。


    建築プロとして、機能性・デザイン性・快適性を兼ね備えた浴室を提案し、理想の住まいづくりをサポートしましょう!


    また、採用したいパーツやデザインがあれば、SNSで「アミーゴ小池」をメンションして共有してください。


    皆さんの浴室プランがより良い提案に繋がることを楽しみにしています!